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西武鉄道「電車フェスタ2019」体験ルポ。注目の新型車両Laviewも

暮らし

1時間限定、001系Laviewの電車撮影会

 2つ目は001系Laviewの電車撮影会。奇抜なエクステリア、リビングのようなインテリアが特長の新型特急形電車である。11時45分から1時間の開催で、5分ごとの入れ替え制をとった。

西武ドーム

001系Laviewのヘッドマークは、久しく運転されていない特急〈おくちちぶ〉を表示

 撮影会終了後、この場所ではモーターカー乗車体験(午後の部)を開催したほか、飯能方面への臨時電車が運転された。

西武ドーム

武蔵丘車両検修場に簡易PASMO改札機を設置したほか、飯能までの乗車券も特設窓口で発売

社員食堂も営業

 検修棟付近には、キッチンカーなどが軒をつらねたほか、鉄道施設のイベントでは珍しく、社員食堂も営業。時刻は13時近くということもあり、大勢の来場者でにぎわった。また、この時間帯はステージも盛り上がっており、ボルテージも最高潮に達していた。

西武ドーム

この日の社員食堂メニュー(ほかペットボトル飲料も販売)

 さて、西武鉄道は例年、武蔵丘車両検修場、南入曽車両基地、横瀬車両基地でイベントを開催している。特に横瀬車両基地は、保存車両が公開されるので、“西武博物館”として楽しめそうだ。

【取材協力:西武鉄道】

<取材・文・撮影/岸田法眼>

レイルウェイ・ライター。「Yahoo! セカンドライフ」の選抜サポーターに抜擢され、2007年にライターデビュー。以降、ムック『鉄道のテクノロジー』(三栄書房)『鉄道ファン』(交友社)や、ウェブサイト「WEBRONZA」(朝日新聞社)などに執筆。また、好角家の側面を持つ。著書に『波瀾万丈の車両』『東武鉄道大追跡』(アルファベータブックス刊)がある

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