bizSPA!

社内で出世する3つのポイント。サイバーエージェント幹部の元バチェラーに聞いた

ビジネス

Cygamesに出向させる判断をした理由は?

台北ゲームショウ

台北ゲームショウ2018 Cygamesブース CC BY 4.0

市川と内藤
市川と内藤:すごく思い切った判断でしたね。

小柳津林太郎
小柳津:そうですね。正直、子会社の社長視点で見ると、優秀な部下を数十人も出向させることは頭が痛くなることです。ただし、グループ全体で見ると、Cygamesの成長する確率が高まり、グループの成長に貢献できるわけです。

 僕が数十人出向させると、他の子会社や部署も「じゃあ、うちも出すよ」といって数人出してくれるような流れができ、結果的にCygamesは軌道に乗ることができました。やはり、幹部といった立場では、自分の所属している組織のことだけではなく、全社にとって何がベストかを考える視点が必要なのだと思います。

市川と内藤
市川と内藤:大変参考になりました。出世するためには、「人がついてくるような人格者であること」、「常に自分の考えを周囲に発信すること」「2つ上の視点を考えて行動すること」の3つのポイントが大事なんですね。今回もお話を聞かせていただきありがとうございました。

<取材/市川と内藤 文/橋口和奈(株式会社ビーボ)>

学生時代は青山学院大学で4年間を共に過ごした2人。2018年株式会社ビーボに入社後、各々新規事業開発や採用に携わるが、あるきっかけで現在は企業内YouTuberとして就活や働くのリアルを「市川と内藤の就活チャンネル」にて発信

おすすめ記事