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恋愛モノ以外の「月9ドラマ」ベスト9。20代男子100人に聞いた

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 5月17日に公開された映画『コンフィデンスマンJP ロマンス編』が全国映画動員ランキング2週連続1位を獲得しました。

コンフィデンスマン

※映画『コンフィデンスマン JP』公式サイトより

 原作は2018年4月期に放送されたフジテレビ系の月9ドラマ『コンフィデンスマンJP』で、長澤まさみさん(32)が主演を務めています。

 かつて、月9枠はバラエティー番組が放送されていました。ドラマ枠として最初の放送は、1987年の『アナウンサーぷっつん物語』でした。その後、1988年の『君の瞳をタイホする!』の放送から、恋愛ドラマにシフトチェンジしていきます。

 時代のトレンドを盛り込み、キラキラした人たちの恋愛模様を描いたものは「トレンディドラマ」と呼ばれ、月9=恋愛ドラマという構図が作られていきました。1991年には鈴木保奈美さん(52)主演の『東京ラブストーリー』が大ヒット。当時は「月曜の夜は街からOLが消える」と言われたほどでした。

 しかし、最近の月9枠では恋愛ドラマはあまり放送されていないのを知っていましたか? そこで、20代男子100人にアンケートを実施。過去5年間の「月9」から恋愛がメインではないドラマ12本の中から「好きな月9ドラマ」を複数回答で選んでもらいました。

好きな月9ドラマ、まずは6~9位

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Q.好きな月9ドラマは?(※複数回答)

6位…『SUITS/スーツ』(14人)
7位…『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』『トレース~科捜研の男~』(13人)
9位…『極悪がんぼ』『貴族探偵』(10人)
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 6位は織田裕二さん(51)主演、2018年放送の『SUITS/スーツ』。アメリカで放送されていたドラマのリメイク版となっています。どんな手を使ってでも勝利を収めるエリート弁護士、甲斐正午を織田さんが演じています。一度見ただけで、すべてを記憶する天才的頭脳を持つ鈴木大貴を中島裕翔さん(25)が演じ、2人で数々の訴訟に挑むというストーリーです。

 7位は沢村一樹さん(51)主演、2018年放送の『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』。『絶対零度』シリーズの過去2回は上戸彩さん(33)主演で放送されていました。ストーリーは将来重大な罪を犯す可能性のある人物をAIが解析する「未然犯罪捜査システム」を使い、その事件を未然に防ぐというもの。

 同率7位は、錦戸亮さん(34)主演、2019年放送の『トレース~科捜研の男~』。『月刊コミックゼノン』で連載中の漫画『トレース科捜研法医研究員の追想』(古賀慶・作)が原作となっています。

 ストーリーは凄惨な事件をきっかけに科捜研に入った法医研究員の真野礼二を、錦戸さんが演じ、現場に残された「真実の欠片」から事件を解決していくというもの。原作者である古賀さんは元法医研究員であるため、描写がとてもリアルなものになっています。

 9位は尾野真千子さん(37)主演、2014年放送の『極悪がんぼ』。原作は田島隆さん、東風孝広さんによる同タイトルの漫画です。原作では主人公は男性ですが、ドラマでは女性となっています。尾野さん演じる神崎薫は、借金を背負ってしまい、「小清水経営コンサルタント」メンバーと出会います。裏社会に足を踏み入れていき、どん底まで落ちた神崎が這い上がっていく姿を描いています。「がんぼ」は広島弁で「乱暴者」「やんちゃ」という意味で、暴れまくる尾野さんの姿が印象的でした。

 同率9位は相葉雅紀さん(36)主演、2017年放送の『貴族探偵』。このドラマで月9は30周年を迎えました。原作は麻耶雄嵩さんの小説『貴族探偵』シリーズ。名前などすべてが不明な上流階級出身の貴族探偵を相葉さん演じます。しかし、貴族探偵は推理をせず、使用人たちが推理をして事件を解決していくというストーリーとなっています。

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