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幻冬舎・見城徹社長より炎上上等なCEOも…経営者たちの“炎上履歴”

ビジネス

2)ZOZO社長・前澤友作

 Twitterがたびたび話題になる経営者といえば、「ZOZOTOWN」を運営する株式会社ZOZOの前澤友作代表取締役社長を思い浮かべる人も少なくないでしょう。2019年初頭の「1億円お年玉キャンペーン」でリツイート数の世界記録を樹立するなど話題に事欠かない前澤氏ですが、数多くの炎上を経験しています。

 その1つが、2012年、ZOZOユーザーが何気なくつぶやいたと思われる「1050円なくせに送料手数料入れたら1750円とかまじ詐欺やろ~ ゾゾタウン」というツイートに端を発するもの。このツイートに対し、前澤氏は「おまえみたいなやつは二度と使うんじゃねぇ」と反論。自社サービスのユーザーに対する激しい物言いに多数の非難の声が寄せられました。

 その後前澤社長は「おはようございます。私の未熟さにより多くの方に不快な思いをさせてしまいました。反省しています。申し訳ございません」と謝罪する旨のツイートをすることに。

 これ以後もたびたび物議をかもすツイートをしていた前澤氏ですが、2019年2月7日に「本業に集中します」とツイートし、投稿を休止することを発表したものの、発表から約2か月半後の4月25日、「本日よりツイッター再開します」と更新を再開。

 最近では、5月23日にTwitterを更新。「文句ばかり言って、何もしない人は、この先どうしたらいいかが分からないだけだと思う。(中略)僕でよければ、そんな人が少しでも希望を持てるツイートをできればしたい。これも綺麗事?(笑)」と、これからのTwitter活動にも意欲を見せています。

3)ワタミ元会長・渡邉美樹

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『きみはなぜ働くか。』(日本経済新聞出版社)

 自由民主党所属の参議院議員で、外食チェーン大手の株式会社ワタミの創業者である渡邉美樹氏もSNSでの発言によって炎上を経験した一人。事の発端は2012年2月14日、同社の元女性社員(当時26歳)が自死し、原因が「月に140時間以上に及んだ残業による過労だった」として、神奈川労災補償保険審査官が労災認定したことでした。

 事態は同年2月21日に報道され世間が知るところに。渡辺氏はそれを受けたものと思われるコメントをTwitterに投稿しました。女性社員の死は悼んだものの、「労務管理ができていなかった、という認識はありません」と責任を認めない旨の発言をしたところ、厳しい批判にさらされたのです。

 その後2013年12月9日、遺族はワタミを提訴。2015年12月、遺族に1億3000万円の損害賠償支払いと、再発防止策を約束することで、和解が成立しました。

 渡邉氏は、2019年2月13日に次期参院選の不出馬を表明。政界引退後の去就には関心が寄せられていましたが、6月24日に行われるワタミの株主総会にて、取締役候補として6年ぶりに返り咲く見通しであることを発表。渡邉氏がどのような形で経営に参画していくのか、また2017年9月27日以来更新が停止しているTwitterがどうなるのか、今後の動向に注目です。

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