「いいね!はもう欲しくない」28歳OL社長が大事にする“身の丈感”
インプットを兼ねた仕事を増やしたい
――今後の展開や、やりたいことはありますか?
正能:今年は、積極的に時間をとって、インプットとなる仕事をしていきたいなと思っています。
――それは会社を辞めて時間を作るとかですか?
正能:いえ、何かを辞めるということではなく、内容を工夫することで、アウトプットをインプット化するイメージです。たとえば、この取材も私にとってはアウトプットなんですが、もしもこの取材を自分が気になるテーマで、気になる人を呼んで対談形式にしてもらったら、インプットにもできる。
例えば今日のLINEスマート投資「ワンコイン投資」のイベントも、FOLIOの甲斐さんや若手社会人の皆さんと投資やお金の話ができたので、自分にとってはインプットなんですよね。だから、インプット化できるアウトプットを中心に、お仕事をお受けするよう、心がけています。
<取材・文・撮影/栗林篤>
【正能茉優】
1991年東京生まれ。慶應義塾大学総合政策学部在学中の2012年に「小布施若者会議」を創設し、2013年ハピキラFACTORYを創業。現在はメーカーで働きながら、同社社長。2016年経済産業省「兼業・副業を通じた創業・新規事業創出に関する研究会」最年少委員、北海道天塩町の政策アドバイザーも務める