完璧主義の新婦が、結婚式でありえない行動に。彼女を激怒させた余興の中身とは?
「プレゼントにセンスがない」まさかのダメ出し
会場には新郎だけが困った表情で現れ、そのまま二次会はお開きになってしまいます。その日は体調不良という理由でしたが、後日、新郎がこっそり数人に告げたのは、驚くべき真実でした。
「新郎は、運営のやり方に納得いかなかった嫁が泣き出してしまったことを終始、申し訳なさそうに告白しました。フラッシュモブのせいで時間が押していたし、そのせいで焦ってミスをしてしまったり、二次会で立ったまま彼女にプレゼンターをさせたり……不手際があったのは事実ですが、何もそこまで怒るか!?と思いました」
「景品も気に食わなかった」という新婦の告げ口に、彼女の両親もカンカンになり、新郎は呆れてしまったそうです。佐々木さんも「顔はすごいキレイだったけど、やっぱ美人と付き合うって大変なんですね……」と返すしかありませんでした。
完璧主義相手には荷が重い結婚式準備…
新婦のほうは、何事にも完璧主義なところや、メンタルの不安定な時もあるそうです。とはいえ、プロではなく列席者が行う余興は、時間がズレがある時もありますし、みんなでうまくカバーすればその場は収まるはず。
確かに、主役は新郎・新婦なので、2人が楽しめないと、意味がないのかもしれません。しかし、佐々木さんは「悪気なく善意でやっていたことを否定されて、傷ついてしまった」と悲しい顔で話します。
人生で一番幸せであるはずの日に、誰もが不幸せになってしまった結婚式でした。
― 結婚式はツラいよ ―
<取材・文/ミクニシオリ イラスト/小池祐子(@ikeko322)>
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