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完璧主義の新婦が、結婚式でありえない行動に。彼女を激怒させた余興の中身とは?

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 結婚式といえば、一生に一度きりの晴れ舞台。最近では結婚式も、披露宴もしない「ナシ婚」を選ぶカップルが増えていますが、やはり女性にとっては大切なイベントです。

結婚式

 結婚式はやたらと準備期間が長かったり、苦労も多く、出費もかさむため、滞りなく終わったとき、夫婦の感動はひとしおです。逆に、当日にうまくいかない、思ったとおりに進まなかった場合、予想外のトラブルに発展することもあるそうです。

仲のいい職場の先輩が結婚、余興が思わぬ結果に

 職場の先輩の結婚式で起こったトラブルを教えてくれたのは、広告制作会社に勤める佐々木直人さん(仮名・27歳)。巻き込まれたのは、新卒からお世話になっている1つ上の先輩の結婚式でした。

「先輩は本当にユーモアがあるうえ、仕事もできて、俺ら同期からの信頼も厚い人でした。長く付き合った彼女と別れてへこんでいる姿も見ていたし、新しく超美人な彼女ができた時も、社内のメンバーで“おめでとう会”を開くほどでした。

 そんな先輩の結婚式が決まって、みんなで『これは気合を入れるっきゃねえ!』と、早いうちから余興の内容を考えました。俺は二次会を任せられたので、先輩の思い出に残って、列席者も飽きない最高の結婚式にしたかった。俺もバカなりに、広告制作会社のプライドを持って、いろいろ考えました」

 男の友情を果たしたい仲間の姿が目に浮かぶようですね。素敵な思いがたくさん詰まった結婚式のどこでトラブルが発生してしまったのでしょうか。

新郎とはばっちり打ち合わせ済み。でも新婦とは…

夫婦 打ち合わせ

 来たる当日、披露宴では最高の演出を用意していたという佐々木さん。

「先輩や新婦さんを巻き込んでフラッシュモブをしたり、二次会用のゲームを社内の仲間と企画して準備したりしました。新郎・新婦の協力が必要なシーンもあったので、先輩を通して新婦にも協力してもらうつもりでした。

 当日はフラッシュモブで新婦にサプライズができましたし、そこから逆に新郎にもプレゼントを贈りました。新婦が途中、フラッシュモブの振り付けを間違えてしまったのも良い思い出で、俺たちもひと仕事やり遂げた気持ちでいました。途中までは…」

 そんな佐々木さんが、新婦の様子に違和感を覚えたのは、二次会の途中だったそうです。

「二次会のゲームにクイズ大会があって、正解数の多い順から景品を渡しました。プレゼンターは新郎新婦にお願いしていましたが、途中で急に新婦さんが座り込んでしまって、そのまま一時退室してしまったんです。俺たちも不安に思いながら、ある程度のところまでゲームを進めて、2人が戻ってくるのを待っていました」

 しかし、新婦は会場には戻ってはこなかったのです。

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