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与沢翼、まさかの「賃貸経営」に進出。不動産のプロが勝手にアドバイス!

コラム

 2018年に劇的なダイエットに成功し、ネットユーザーを驚かせた与沢翼氏。ダイエットのみならずビジネスや投資も好調らしく、かつて「秒速で1億稼ぐ」と一世を風靡した男は完全復活を遂げています。

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 経営破綻から這い上がった成功哲学を綴った『ブチ抜く力』(扶桑社刊)も、発売すぐに5万部突破するなど好評です。

 そんな与沢氏が、所有物件の一部を賃貸に出すとツイッターで発表、不動産賃貸業への参入を表明しています。

 与沢氏の新事業の勝算はいかほどのものか。賃貸経営に詳しい「全国宅地建物ツイッタラー協会(全宅ツイ)」に見解を求めました。

大家歴10年のベテランが“勝手に”指南

 都内で10年以上賃貸経営を営む、どエンド君@mikumo_hk)は与沢氏の賃貸業進出をこう分析します。

「与沢翼大先生がお買い上げになられた、パークコート赤坂檜町ザ タワー19階のお部屋(100.05㎡)は売出価格が3億6800万円でした。これを1坪(3.3㎡)あたりに換算すると1200万円となります。『高い!』と思う方もいるかもしれませんが、取引事例から見ると相場価格です。とくに割高に掴んだわけでも、かといって安く買えた感じもしません」

「可もなく不可もない仕入れ」と評価しながらも、収益性に関しては少々厳しい見方をします。

「不動産投資として分析すると、マンション購入の諸経費として、まず仲介手数料3%で約1100万円。さらに登録免許税・取得税も考慮すると、総額4億円近い投資になります。それを募集賃料の88万円で回収していくとなると、仮に5年間運用した後、買値と同額で売っても売買コストを考えると利益はほとんど残りません」

同じ不動産でも効率よい稼ぎ方がある

マンション 物件

 管理費や固定資産税まで考慮すると、実質利回りは2%前半と見られており、米国債でも十分実現できるパフォーマンスといえそうです。

 そんな利回りの観点から「私のほうが与沢翼大先生より4倍近く賃貸経営能力が高い!」とイキる、どエンド君。利回り至上主義の彼が保有する物件とは一体どのようなものなのでしょうか。

「プロ不動産投資家である私の運用物件から一例をあげると、都営三田線の果て、新高島平に建つ木造アパートです。これは坪単価70万円で実質利回り8%で回ってます。同じ東京の不動産で坪単価が15倍違っても、賃料坪単価は3倍程度の開きに収まるがポイントです」

 不動産市場の歪みを巧みに収益の源泉としていますが、台風が来ると必ず発生する雨漏りに毎年、怯えているそうです。

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あの“秒速の男"が地獄の底からカムバック。与沢翼、集大成の1冊が完成!

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