サントリー社員が「全員Tシャツ」で新商品発表会にやってくる深いワケ
椎名林檎さんとの共演で驚きました
今回の新CMでは椎名林檎さんの曲をバックに、ダンスを繰り広げています。これについて杉咲さんは――。
杉咲「ダンスは苦手ですが、頑張りました。今日始めて完成したCMを見たのですが、椎名さんとこんなふうに共演しているなんて驚きました(笑)。
これまでのクラフトボスのCMではズバッとモノを言うキャラクターだったんですが、今回は働くことに少し悩みを抱えながら、ロンドン出張に来たというストーリーになっています」
開発担当者を直撃!サントリーの働き方改革とは
サントリーでは「WORK&PEACE.」というメッセージを打ち出し、「飲み物にも、働き方にも、もっと多様性を」と、実際に「T-WORK STYLE」という働き方を取り入れてみたそうです。それについてサントリーの開発担当者の大塚匠さんにインタビューを行いました。
――サントリーが打ち出す「T-WORK STYLE」とはなんでしょう?
大塚匠(以下、大塚):「働き方をもっと軽くしよう」と、毎週金曜日にTシャツの着用を推奨する活動です。弊社から声を挙げさせていただいたのですが、少しずつ参画企業も増えています。今日の記者会見でも、弊社のメンバーはみなTシャツで臨んでいるですよ。
――なぜこの活動を始めたんでしょうか?
大塚:きっかけは部下からの一言でした。私の部署でスーツを着ずにTシャツで働く日を設けてみたんですね。そうしたら、部下から「今日はいつもより話しかけやすいです」なんて言われてしまって。
他にも「多くのアイデアが浮かんだ」「自然体でいけた」「作業がはかどった」というポジティブな意見が出ました。これはいいかもしれないと、全社を巻き込み、T-WORK STYLEを行う「カジュアルフライデー」を推奨することになったんです。