海外で「ハイテンション」と言うと恥をかく?意外と知らない和製英語5つ
いよいよ2020年7月には東京オリンピックが開催されます。そして、観光庁のデータでは、2018年の訪日外国人観光客は過去最高の3000万人を突破しました。関西国際空港の空港利用客数は日本人74万8710人を、外国人130万7410人が上回りました。
今でもそうですが、今後はより多くの訪日外国人がやってくることが予想されます。みなさんも、きっと外国語、特に英語を使う機会は増えてくるはず。そこで今回は、日本でもよく使われている英単語にもかかわらず、外国の人たちに使うと、赤っ恥をかいてしまう単語を紹介します。
もちろん日本人である私たちが間違って使用したからと言って、バカにされて笑われることはないと思いますが、くれぐれも頭に入れていただきたい表現です。
1)High Tension→「怒ってる?」
日常会話でもよく使う「High Tension(ハイテンション)」。日本だと「興奮している」「ノリが良い」といったニュアンスですが、海外で使うときは注意が必要です。現地での解釈は「怒っている」になります。
知り合いのインストラクターがアメリカに教師として交換留学をしたとき、「このクラスはみんなハイテンションですね」と言ってしまい、みんなが不思議そうな顔をしたそうです。
それもそのはず、もし本当にハイテンションなら「クラス全員が怒っている」という光景になってしまい、想像しただけでおぞましい状況が目に浮かぶからです。もし「興奮している」と表現したいときは、I am excited.と説明しましょう。
2)Cock→「男性の大事なトコロ」?
料理人のことを英語で何と言うでしょうか? 正しくは「Chef(シェフ)」や「Cook(クック)」ですが、くれぐれも「Cock(コック)」と言ってはいけません。Cockはもともと「雄鶏」という意味でしたが、俗語表現、いわゆるスラングとして、男性の股間にある「キンタマ」の意味で使われることが多いです。
正しくはI am chef.もしくはHe is cook.です。このように表現しましょう。