「iOS 12.1.4」がリリース!アップルが少年に謝礼を出す“盗聴バグ”とは?
アップルは2月8日(米国時間の2月7日)に、iOSデバイス向けのOS「iOS 12.1.4」のアップデートを公開しました。
リリースノート上では「重要なセキュリティアップデートが含まれ、すべてのユーザーに推奨されます」と呼びかけられていますが、いったいどのような内容なのでしょうか。
アップデートがまだという方のために、iOS12.1.4の内容をご紹介しましょう。
iOS 12.1.4の主なアップデート内容は?
今回のアップデートでは、1月末に発覚したビデオ通話アプリ「FaceTime」で応答前に相手の声が聞こえてしまうという“盗聴バグ”を含む下記4件の修正がされています。
・FaceTimeで応答前に相手の声が聞こえてしまうバグの修正
・「Live Photos」関連のバグの修正
・アプリが昇格した権限を取得できる可能性があるバグの修正
・アプリがカーネル特権で任意のコードを実行できる可能性があるバグの修正
アップルはFaceTimeのバグについて、発覚直後にユーザーに向けて謝罪、今週(2月4日の週)にはアップデートを配布することを約束していました。今回はこの予告どおりのアップデートだったといえるでしょう。
このバグは「グループFaceTime」の使用中に起こることから、アップルはグループFaceTime機能を停止させていましたが、今回のリリースにより復帰しています。
12