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「月曜午前中の過ごし方」でデキる部下への第一歩が決まる

学び

2.先輩のやり方を盗む

 先輩はあなたより社会人経験もあるので、最初は同じような悩みや失敗を必ずしています。自分で試行錯誤するのも大切ですが、あなたが尊敬する先輩に相談して、どんなやり方をしているのか教えてもらいましょう。

「今、自分は業務を依頼された時にこんなやり方で確認しているのですが、どうしても漏れてしまうことがあります。どうすれば漏れなく確認することができるのかわからないので、よかったら相談に乗っていただけませんか?」

 こう言われて嫌な気持ちをする先輩はいないでしょう。むしろ、喜んで教えてくれると思います。自分でもいろいろなやり方を試しながら、先輩からのやり方を盗んでいくことで自分なりの“確認力”を鍛えていきましょう。

3.月曜日の午前中に依頼タスクを振り返る

月曜日

 これは業務を依頼された後のテクニックになってくるのですが、今自分が抱えてるタスクを整理し、足りない情報はないのか1週間単位で振り返りましょう。週始めに、自分が先週から残しているタスクや今週に完了させるタスクを一週間のスケジュール見通しと共に確認するのです。

 その際に、各タスクを必ず5W1Hにあてはめて振り返ること。そうすることで、自分の頭の中に“確認思考フォーマット”が徐々にできあがってきます。最初はタスクごとに確認するのは面倒ですが、1か月もすればだいぶ慣れてきて、何を確認しないといけないのか、が自然と頭に浮かぶようになります。

 今回は確認力がある人とない人でどこに差が出るのか、どうやって使いこなせばいいのか、についてお伝えしました。どれもすぐにできるものばかりですので、ぜひ明日から実践してみてください。

<TEXT/秋沢祟夫>

1981年生まれ。株式会社ニット代表取締役。2015年3月にチーム制オンラインアシスタントサービス「HELP YOU」を開始。現在約400名のアシスタントのマネジメントを行う

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