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高卒就活の知られざる闇…教師によるクロージングが強烈すぎる

学び

 どうも、就活アドバイザー芸人の森川と申します。20代に特化した人材紹介会社UZUZにて勤務しながらお笑い芸人としても活動しております。

森川

お笑い芸人だった森川さん(左)

 僕自身、最終学歴は高校卒業ですが、高卒就活は闇が深いです。

 今回は私の体験談や、高卒就活をした方々と普段面談をしていて感じた「高卒ルーキーの早期離職が多い」理由についてお話していきます。

 まずは、高卒に早期離職が多いという事実についておさらいします。厚生労働省が毎年発表している高校・大学卒生の就職・離職状況によると、高卒者の39.3%、大卒者の31.8%が卒業後3年以内に離職していることがわかったそうです。

 高卒ルーキーの早期離職は3年で約40%と、大卒ルーキーよりも10ポイント近く高い水準なのです。

学歴別卒業後3年以内離職率

表:学歴別卒業後3年以内離職率(%)の推移(厚生労働省発表を一部抜粋)

高卒の就活ってどんな感じ? 僕の場合

 では、高校ではどのような就活が行われているのでしょうか。

 基本的には「学校に寄せられている求人を成績評定の良い順で受けていく」というような仕組みとなっています。

 僕は学年で下から2番目ということもあって、受ける優先順位は最後でした。ちなみにどんな求人があったかというと、

●地元企業の製造系の求人
●食品関係の求人
●販売系の求人
●飲食系の求人

 ざっとこんな求人がありました。恐ろしいですが、4社のみです(笑)。もしかしたらもっと求人があったのかもしれませんが、学校の方針なのか、私に直接開示されたのは4社のみだったのを覚えています。

求人を受ける段階で広い選択肢がない

面接風景 女性

※画像はイメージです(以下同じ)

 僕の高校では「販売系」と「食品関係」の求人がその年の人気だったため、僕は残された「飲食系」か「製造系」しか選択肢はありませんでした。

 生意気にも当時の僕は「営業がやりたい」と考えており、上記のような求人を受けたいとは思えませんでした。

 結果として、先生の説得には応じず、前回の記事で述べたように自分で「リクナビ」から探して無事に営業会社に入社をしたのですが、このように行動できる人は少ないと思います。

 求人を受ける段階で広い選択肢がないということは高卒就活では良くあることです。しかし、必ずしも高校斡旋の求人を受ける必要はないので注意してください。

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