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システム大手のワークスアプリ、筆頭株主が経営権売却か。退職した社員からは…

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報酬についてCEOが掲げるポリシーとは

 また、牧野正幸CEOは2017年のインタビューにおいて、「社員の貢献には給料で報いるのが大前提」とし、さらにこう述べています。

「当社は、採用活動の一環で行う1か月程度のインターンシップで優秀と認めた学生には、ほかの採用プログラムで入社した社員より多くの報酬を払います。年に100万円ほど多くしています。これも『能力がある人間には高い報酬を払うべきだ』と考えているからです」

 さすが「働きがいのある会社」1位とも言えるが、実際に働いている社員はどのように考えているのだろうか。年間2000万人が訪れる企業の口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」の口コミを見てみたい。

報酬や労働環境には高評価も

ワークス

ワークスアプリケーションズ公式サイトより

 口コミでは報酬や経営者についての高い評価が見受けられる。

「(報酬は)新卒としてはかなり高い水準にある。しかし、労働時間が長いので時給に換算するとそこまで高くないという印象も受ける。ただ経営者も時間ではなく成果に対して報酬を支払っていると言っており、成果さえ上げていれば早く帰っても文句は言われない」(システムエンジニア/20代後半男性/正社員/新卒入社/3年未満/投稿時に在職)

 成果主義で、労働時間についてはフレキシブルな環境になっているようだ。20代後半で年収700万円という社員の口コミでは……。

「社員をモチベートすることについては非常に能力が高いと思います。常に高いゴールを持ち、それをうまく共有できている印象があるので、とても好感が持てます。会社規模が大きくなってきた都合もあり、直接話す機会などはないが、社内のトップが参加している会議の議事録などから非常にモチベートされている。あと何年一緒に働けるのかはわからないが、できる限り長く一緒に働きたいと思っています」(コンサルタント/20代後半男性/正社員/新卒入社/3年~10年未満/投稿時に在職)

 独自の人事戦略が注目を集めている牧野CEO。社員の意欲を引き出す組織づくりに、社内での信頼が厚い様子も伺える。

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