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格安「国産ワイヤレスイヤホン」使ってみた。市場の半額以下でも納得のコスパ

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付属の充電ケースもしっかりした造りで機能性も◎

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 付属の充電ケースも5000円以下のモデルとは思えない高級感。正面には4つのバッテリーインジケーターを備えており、残量に応じてLEDが点灯します。

 また、本モデルは一度、スマホとペアリングすれば、充電ケースからイヤホンを取り出すだけで自動的に電源がONになり、スマホと接続してくれるのが魅力。さらに、イヤホンをケースに収納すると電源もOFFになるため、使用前後の手間がかかりません。

右側だけ音が途切れ途切れに…?

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 肝心の音質面ですが、特にボーカル音域に迫力が感じられるほか、高音から低音までしっかり情報量のある豊かなサウンドでした。

 音質傾向はフラットで奥行きはそこまで感じられませんが、この価格帯のイヤホンとしては十分すぎる音質。

 ただ、やや遅延が生じてしまう点は残念でした。本モデルは左側が親機、右側が子機という扱いですが、右側だけ音が途切れ途切れになってしまうこともあります。

 また、電源のON・OFFはイヤホン本体のLEDインジケーターだけでなく、日本語の音声ガイダンスでも行ってくれるのですが、その「電源ON」という声が意外と大きい点には注意が必要です。

邦楽中心な人のフルワイヤレスイヤホンデビューに!

 ちなみに、メーカー公式サイトでは「TE-D01cは、母音語かつ音の強弱が少ない日本語がはっきりと美しく聞こえるように徹底したチューニングを行った」としています。その比較のために、今回は念のため洋楽も聴いてみましたが、邦楽ほどではないもののこちらもボーカルが強調された迫力のサウンドでした。

 5000円以下のリーズナブルなフルワイヤレスイヤホンはすでに多数登場していますが、その中でも「AVIOT TE-D01c」は要チェック。特に普段は邦楽を聴くことが多い方には最初の1台としておすすめです。

<TEXT/もってぃ>

編集者・ライター。20代にして既に4度の転職を経験した苦労人。現在は出版社で電子書籍の編集をする傍ら、自らもライターとしてエンタメから法律までオールマイティに執筆。趣味はアニメと漫画とスポーツ観戦。Twitter:@oka_motti

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