人生100年のAI時代にラクして自分らしく稼ぐシンプルな方法
自分らしい価値は「ありがとう」の声で決まる
それは、どんな「ありがとう」と言われるかです。同じ事務の仕事をしていても、「速くてありがとう」「正確でありがとう」「気が利いてありがとう」など、ありがとうの声は人の数ほどあります。
この「ありがとうの声」が資質に基づいたあなたの提供価値です。あなたの資質に素直に沿った「ありがとう」ならスイスイできて、評価され、やりがいを感じるはずです。
「事務のAさんはいつも仕事が速い」など、個人のブランディングに繋がり、広まっていきます。そうなると「急ぎだからAさんにお願いしよう」と、ますます得意な仕事が集まってきて、個人のブランドが高まっていきます。
逆に資質に沿っていない無理した「ありがとう」の声は長続きしません。いつか燃え尽きます。「コリン星はなかったの。茂原出身なの」というように、いつか我慢も限界にくるのです。
この「ありがとう」の声を集め続け、高め続ければ、永遠に価値を上げ続けられます。
ピンと来なかったら、周りに聞いてみよう
今の仕事がなくなっても「誰に」「どんなありがとう」を言ってもらうのが持ち味かを知っておけば、稼ぎ続けられます。専門性がそのときになくても心配ありません。
資質に沿った仕事の専門性であればスイスイと速くラクに身に着けることができるからです。逆に専門性に頼ったキャリアは危ないです。どんなに能力が高くても、改札の切符切り係のように時代の流れとともにいらなくなればポイされます。
切符を切るスピードや精度があってもそうなればもうゲームオーバーです。仕事がないのでゲームのようなコンティニューはできなくなります。
「強み」も危険です。横綱として定年退職した人がいないようにもっと強い人がでてきたら負けます。人生100年時代であれば逃げきれません。
どんな「ありがとう」を言われているかピンと来なかったら、周りに聞いてしまいましょう。人は自分を客観視するのは苦手ですが、意外と周りは客観視しているからです。