【筋トレやダイエット中におすすめの簡単レシピ】パーソナルジム直伝「ガーリックトマトのチキンステーキ」
理想の体づくりに欠かせない「タンパク質」「脂質」「炭水化物」のバランスがとれた食事。わかってはいても献立に迷ったり、ワンパターンになってしまったりしがちでは? そこでこの連載では、ボディメイクのプロフェッショナルであるパーソナルジム「Apple GYM(アップルジム)」のトレーナー・関口 大輝さんにおすすめのメニューや商品を教えてもらう。今回は鶏胸肉を使った簡単レシピ「ガーリックトマトのチキンステーキ」を実食する。
カロリーや脂質を抑えながらタンパク質が摂れる鶏胸肉
関口さん「鶏胸肉は、タンパク質が豊富に含まれており、皮を取り除くことで脂質も抑えながらタンパク質が多く摂取できます。
皮を取った鶏胸肉100gに含まれるタンパク質は22.8gほど。これはタンパク質が豊富な食材で知られるささみとほぼ同じ含有量です。
タンパク質を摂ろうとして肉類を増やしてしまうと、どうしても脂質やカロリーが増えてしまいがち。鶏胸肉を取り入れれば、脂質やカロリーを抑えながらタンパク質を増やせるのでとてもおすすめです。
また、鶏胸肉にはイミダゾールジペプチドというタンパク質が多く含まれており、疲労回復効果や老化抑制作用があることがわかっています」
フライパン一つで作れる「ガーリックトマトのチキンステーキ」
<材料/調味料 2人分>
・鶏胸肉:300g
・トマト:1個
・にんにく:1/2片
・塩 適量
・黒こしょう 適量
・オリーブオイル 小さじ1
今回教えてもらうのは「ガーリックトマトのチキンステーキ」。早速材料を準備して作ってみる。
まずは鶏胸肉の皮を剥いで厚さが均等になるように開く。トマトは1cmの角切り、にんにくはみじん切りにしておく。
フライパンにオリーブオイルを準備した半分ほどの量入れ、弱めの中火で熱する。鶏胸肉を入れたら両面を7〜8分ずつ焼く。
焼き色がついたらフライパンから肉を取り出し、食べやすい大きさにカット。皿に盛っておく。
次にフライパンに残りのオリーブオイルとにんにくを入れて弱火で炒める。
にんにくの香りが立ってきたら中火にし、トマトを加えて炒める。
汁気がなくなったら塩、こしょうで味を整えてソースが完成。
先ほど皿に盛った肉にソースをかければ「ガーリックトマトのチキンステーキ」のできあがりだ。
鶏胸肉とトマトが好相性の満足メニュー
<成分:1人分>
エネルギー:158kcal
タンパク質:33g
脂質:2g
糖質:3g
※レタスは含まない
できあがった「ガーリックトマトのチキンステーキ」の成分は、タンパク質に対して脂質と糖質はかなり抑えられている。
鶏胸肉はもも肉などに比べてしっかり噛み応えがあり、満足感も得られた。
トマトソースはシンプルな味わいながらしっかりとトマトの甘みが感じられ、あっさりした鶏胸肉と好相性。脂の少ない胸肉の食感をトマトソースがジューシーにしてくれる。
満腹感やいかに?
今回の「ガーリックトマトのチキンステーキ」は、1人分150gとボリュームがありお腹にたまる。筆者は玄米と一緒に食べたが、しっかり満腹になった。
鶏胸肉を使った高タンパク低脂質のメニュー。献立に困ったらぜひ試してみてほしい。
<文・撮影/ばくいぬぞう>
=====
トレーナープロフィール
Apple GYM(アップルジム) 関口 大輝トレーナー
座右の名は「栄光に近道なし」2021年に出場したNPCJ(現APF)のGOUKETSUでオーバーオール優勝の経験もあり。トレーニングでは男性の腕のトレーニング、女性の後ろ姿が美しくなる背中のトレーニングが得意。