月収30万で“月12万のホテル暮らし”を満喫「賃貸の時より出費が減った」/2022年下半期BEST10
2022年下半期(7月~11月)、「bizSPA!フレッシュ」で反響の大きかった記事ベスト10を発表します。ポータルサイトやSNSでも大反響だった記事はこちら!(2022年9月17日・情報は掲載当時のものです)。
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近年、コロナ禍のテレワーク推奨で、住まいを転々としながら働くライフスタイル、「デジタルノマド」が増えている。そこで、都会・地方・海外でノマド暮らしを実践している方を取材。月20万円以下でできる自由な生活を実現しよう。今回はマンスリーパスを使って都内のホテルを転々としているイワタリサさん(24歳)に話を聞いてきた。
▼イワタリサさん(24歳)
ノマド歴 8か月
職業 賃貸ポータルサイトの広報・営業
月収 30万円(入社1年目)
→出社は朝9時で帰宅するのは夜9時頃。仕事は不動産メディアの広報と法人営業などを行う。
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ホテルから渋谷のオフィスに通う生活
ワーケーションや多拠点生活など、コロナ禍でライフスタイルの幅は広がった。そんななか、イワタさんはホテル暮らしをしながら、正社員として渋谷のオフィスに通うライフスタイルを選択。
「前職が航空会社で全国を回ることが多く、家ではほぼ自炊ゼロ。自宅には寝に帰るだけの生活だったのでテレワークが浸透したこともあって、定住することに疑問を感じたんです。各地を飛び回るのが好きでしたし、ホテル暮らしなら初期費用もかからない。そこで転職を機に、ホテル暮らしを始めました」
ホテル住み放題のポータルサイトを活用
拠点探しは、最安月額6万9800円からホテル住み放題のポータルサイト「ホテルパス」を活用。自炊が難しいとはいえ、月7万円の賃貸を借りていたときと比べても、生活費は約1万~2万円高くなった程度で、支出は月20万円以下に抑えている。
「今の宿泊料は少し贅沢に12万円ほどですが、その分化粧品や洋服などの出費が減りました。食事はお惣菜を買うか外食オンリー。ホテル暮らしは持ち物がコンパクトになるので物欲も薄れます」