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新しい「iOS12」を使って“残念だった”新機能5つ

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 新しいXSシリーズの発売も始まり、話題の絶えないiPhone。

iPhone

※画像はイメージです

 つい先日、iOS12もリリースされましたが、みなさんインストールして使ってますか? 今までポンコツだったSiriがやっと使えるようになったと話題ですが、本当に賢くなっていますか?

 今回はiOS12にアップデートして、実際に使ってみて感じた少し残念な部分を、早めに改良、修正されることを祈りつつまとめてみました。

1)設定方法が複雑過で嫌になる「Siriショートカット」

iOS12

※画像は公式サイトより(以下同じ)

 AmazonのアレクサやGoogleアシスタントは簡単に自分好みの機能を追加することができて楽しいのですが、いつまでたってもできることが少ないSiri。タイマーの設定や今日の天気くらいの用途でしか使えませんでしたが、iOS12ではSiriショートカットというSiriをパワーアップさせることのできる機能が追加されました。

 どんなことができるかというと、今、渋谷3丁目付近にいるとして、Siriに「今から帰るね」と言うと、現在地から家までの距離を検索して、何分後に家に到着するかがわかります。さらに、調べた結果をSiriが「渋谷3丁目にいます。40分後に家に着きます」などと送りたい相手に送信してくれるのです(LINEではなく電話番号を使ったSMSですね)。

 ただ、このSiriショートカットを使うにはAppleが提供しているショートカットというアプリが必要で、その手続きがキーワードを録音して、登録したりと、うーん、面倒くさい。要するにただのボイスコマンド。毎日使う機能だったら、ショートカットとして登録する価値はありますが、このくらいならわざわざする必要ない気がしませんか?

2)進化した「FaceTime」でもほしかった機能は…

iOS12

 FaceTimeが32人同時に使えるグループ通話ができるようになりました。しかし、日常的にFaceTimeを使っている人はどのくらいいますか?

 iPhoneやiPad、Macを買えば初めから入っているテレビ電話アプリですが、知名度があまり高くありません。一度、設定をしてしまえば簡単に使うことができ、Siriに「太郎君にFaceTime」などと言うと、連絡先が追加されていた場合、太郎君を呼び出してくれます。

 このとても簡単なFaceTimeですが、欠点は相手がAppleの製品を使っていないと使えないこと。日本ではiPhoneのシェアは比較的高いですが、それでもAndroidユーザーも一定数います。

 しかも、たとえApple製品を使っていても設定からFaceTimeをONにしていないと使えない! というかそもそも32人が同時でチャットする機会ってどれだけあるのでしょうか? カジュアルなテレビ電話は需要がないのかもしれません。

3)「AR機能」のメジャーアプリが登場!でも正確さは…

 iOS12にはAR機能が強化され、iPhoneのカメラを使って実際の高さや長さが測れるARメジャーアプリ「計測」が追加されました。新しく家具を買いたいときに簡単に部屋のサイズを測れると便利ですね。

 使い方は簡単で計測アプリを立ち上げると「iPhoneを動かしてください」と指示があるの指示通り動かし続けると、画面下部の「+ボタン」がタップできる状態になるので、タップで計測開始。

 やってみると、家にあるテーブルやベッド、洗濯機などさまざまな物を夢中で計ってしまいますが、正確さは微妙で条件によっては正確だったり、全然違っていたりします。当たり前ですがメジャーを使って計ったほうが早いです……。

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