無言の圧がすごい…すべて思い通りにしようとする女上司が怖い!ブラック部署のトホホ
社会問題化しているブラック企業。しかし、会社自体はホワイトなのに特定の部署だけブラックというケースもあるようです。
今回話を聞いた真理香さん(仮名・29歳)は、新卒で入社した会社でコスメを取り扱う通販会社の事務員として働いていました。「私がいた部署ではないのですが、コールセンターがかなりのブラックでした」と言います。
コールセンターを牛耳るセンター長
真理香さんはそのコールセンターで働いていたわけではないとのことですが、なぜブラックな部署だと知っていたのでしょうか。
「社内の噂で知りました。先輩社員から聞いた話だと、コールセンターのセンター長(Aさん)はもともと事務員として働いていたそうで、仕事ぶりを高く評価されていたのでセンター長に起用されたそうです。
コールセンターの立ち上げからかかわっているから、コールセンターの決まりや人事・採用など、あらゆる決定事項をAさんが決めているそうで、反対・反論できる人はいないらしいです。
Aさんは私が入社した当時は20代後半。背が高くて恰幅が良く、バリバリのキャリアウーマンという感じでした。初めて会ったときは特に怖い印象はなかったのですが、社内でAさんを恐れる人があまりにも多くて、はじめは『どうしてこんなに怖がられているんだろう』と不思議でした」
独裁政治とたとえられるブラック部署
すべての決定事項をAさんが決めるとのことですが、他にも社員さんはいたわけですよね。
「はい、コールセンターは社員パートを含めて40人くらい在籍していました。そのうち社員は10名くらいいて、社員だけの会議もあるんですけど、結局Aさんが会議の内容を取りまとめて独断で決定してしまうらしいです。そのワンマンっぷりを他の社員は『独裁政治』と揶揄していました」
独裁政治とはちょっと穏やかではないですね……。しばらくして真理香さんはAさんに対する印象に変化があったとか。
「Aさんとは業務連絡で話をしているうちに独特な圧を感じるようになりました。うまく説明できませんが、無言の圧力で何事も自分の思い通りにしようとしている。そのせいか、とっつきにくくて反論する隙がない。そんなオーラを感じましたね」
あからさまなパワハラやいじめこそなかったものの、無言の圧力がかえって怖かったといいます。