貢いだ金額は300万円!結婚を迫ったらアッサリ捨てられた女性の反省
恋は盲目と言いますが、恋が終わって周囲を見渡したとき、いろいろなものを失っていたということだけは避けたいものです。今回は、周囲の声に耳を傾けられず大きな代償を払い、後悔と反省の日々を送る猪野あゆみさん(仮名・29歳)の話を紹介します。
猪野さんは27歳の誕生日、積極的で少し強引なところのある職場の同僚からコンパに誘われ、はじめて参加することに。これまでにも何度となく誘われてきましたが、その日は同僚も食い下がるなどなかなかしつこく根負けしたと言います。
遊び人系の男性が気になるように
「その日は、『今回はイケメンが揃うらしいから』とか『あゆみも、いい歳なんだから』とか、とにかくしつこく誘われました。私は自分の容姿や内面に自信がないので、コンパのようなキラキラした場所には縁がないと決めつけていたのです」
しかしそのコンパで猪野さんは、見た目がチャラチャラとした遊び人系の秀治さん(仮名・27歳)と知り合います。猪野さんとは、まるで真逆のタイプ。いままで接点がなかったタイプの人でした。けれど、ゲームなどで席が隣になることも多く、意外と紳士的な一面も。
「店員さんが置いてくれたグラスが少し遠くて取りにくいとき、サッと気づいて取ってくれたり、『あゆみちゃん、嫌がっているから俺が代わりに』と、罰ゲームを引き受けてくれたりもしました。そのうち、ヒデくん(秀治さん)のことが気になっていたのです」
いま思えばバカバカしい嫉妬
見た目とのギャップもあってか、時間が経てば建つほど魅力的に感じるように。しかし、コンパに誘ってくれた同僚からは、「秀治さんのことは直接知らないし、チャラそうだからやめたほうがいいかも」と忠告されます。それでも、気持ちの高ぶりはおさまりません。
「あきらかにゲームなどでヒデくんと引き離そうとしてきたので、逆に、その同僚の態度が火に油を注いだ感じです。実は、同僚もヒデくんを狙っているんじゃないかと、いま思えばバカバカしい嫉妬をしてしまいました」
秀治さんと連絡先を交換した猪野さんは、誘われるままデートへ。男性に免疫がないうえに甘い言葉を囁かれ、虜になってしまったと言います。それでも最初は、デート代も率先して出してくれるし楽しませてくれる、そんな頼れる存在だったとか。
「でも、デート代を積極的に出してくれていたのは最初だけ。『いつも出してもらうのは申し訳ない』と言って支払ったら最後でした。その日を境に、デート代は私が出すように。そのうち、財布も持って来なくなりました。その時点で気づかなかった私もどうかしています」