錦織圭、高梨沙羅らを勝利に導いた女性栄養士の、アスリート食事術とは?
平昌冬季オリンピックにおいて銅メダルを獲得した高梨沙羅選手や、さらには錦織圭選手、浅田真央選手などトップアスリートの管理栄養士を務めた細野恵美さん(41)。
9月4日放送の『セブンルール』(フジテレビ系)で紹介されました。空手の清水希容選手や、バドミントンの大堀彩選手など現在8名の選手を支えている食事術がスゴイと話題になっています。
バレンタイン監督を逆ナンパ?
細野さんは、大学を卒業後、大手飲料メーカーである伊藤園に就職し、2年目で会長秘書に抜擢されたそう。
しかし、彼女が秘書として働いているときに、当時の会長が亡くなってしまいます。入院中の会長が食べていた病院食が美味しくなさそうに見えたことを残念に思い、食事で人を元気づける職業に興味を持ち始めたそうです。
彼女が25歳の時に一大決心をし、伊藤園を退職します。そして、東京健康科学専門学校に入学し、管理栄養士としてのキャリアをスタートさせます。
学生時代、運動部に打ち込んでいた彼女は、スポーツに対して関心が高く、スポーツ栄養士を目指しますが、当時はまだその重要性が認知されておらず、狭き門でした。
ロッテのボビー元監督を逆ナン!?
〈#管理栄養士 #細野恵美 の #セブンルール〉
1.「食べたらダメ」は言わない
2.選手をひと笑いさせる
3.外食はカウンターに座る
4.困ったらパプリカに頼る
5.遠征には乾物を持たせる
6.携帯電話を手放さない
7.朝食に1番気合いを入れる#7RULES pic.twitter.com/hlGZm8TsBz— 7RULES (セブンルール) (@7rules_ktv) 2018年9月4日
そんな彼女がなぜスポーツ栄養士になれたのかというと、そこにはまさに奇跡の出会いがあったのです。
「スタディサプリ」のインタビューによれば、就職先に困っていた矢先、細野さんは千葉ロッテマリーンズのボビー・バレンタイン元監督に街中で偶然出くわし、逆ナンパ同然に連絡先を聞き出したそうです。
それから20回以上も電話をかけ、運良くつながると、「私にチャンスをください」と何度も頼み、ようやくスタジアムの近くのカフェで会う約束までこぎつけます。そうした数々のアピールが実り、晴れて千葉ロッテの栄養士として採用されたそうです。