手軽に深剃りできる電動シェーバーに感動。フィリップスの底力を見た
プロが自腹で買ったものを紹介する「ジバラーガジェット」。今回は、昨年リニューアルされたフィリップスシェーバーのミドルクラスS7000(S7782/57)を紹介する! 今回はPC誌やWeb媒体を中心にデジタルアイテムのトレンドを追うテクニカルライター(小暮ひさのり氏)がおすすめの逸品!(以下、本人寄稿)
●フィリップス 電動シェーバー S7000
価格:1万7000円/サイズ:W65×D70×H176mm/重さ:約194g
手軽で驚異的コスパの電動シェーバー
買い物はいつもギャンブルだ。いくらレビューで評価が高くても、実際に買って使ってみなければ、それが本当に良いものかどうかはわからない。今回もそんな博打だったのだが、想像以上に大アタリだったので、ぜひとも共有させてもらいたい。男子諸君、フィリップスのシェーバー「S7000」は良い! ものすごく良い!
フィリップスのシェーバーの特徴は、独特の円形ヘッドで敏感肌向け。実際、過去にフラッグシップモデルを試したこともあるが、肌当たりの優しさを忘れられないでいて、いつか欲しいと思っていたシェーバーだった。
しかし今回選んだのはミドルクラスの「S7000」。1万7000円という価格につられてつい買ってしまったものの、フラッグシップとの価格差は2倍以上。思い出補正も乗った最上位モデルにどこまで肉薄できるのだろう? と正直不安もあった。しかし、1度剃ってすぐにわかった。これで十分だ!
こんな気持ちよく剃れて本当にいいのか?
五角形の美しいヘッド部は輪郭のラインにピッタリと密着。摩擦を減らすマイクロビーズコーティングのおかげで、洗顔後のきしんだ肌もスルッと滑るのが心地いい。円を描くようにシェービングするという、フィリップスならではのお作法は時間がかかるが、仕上がりは極上だ。角度のおかしい私のひねくれたヒゲも、しっかりと深剃りできていて、手のひらでなでると肌の擦れるサラサラという音と感触が気持ちよくなるくらいだ。
なにより、深く剃ろうとグッと押しつけて動かしても、ヒリヒリ感をまったく感じないのだ! 1万7000円のミドルクラスで、こんな気持ちよく剃れて本当にいいのか? と疑問を感じてしまうくらいに素晴らしいものだった。