通勤中にマンホールで滑って骨折…!大雪の東京で28歳女性の悲劇
20代、30代だと「まだまだ自分は若いから大丈夫」と自分の体力や運動神経などを過信しがちになりますが、思いもよらぬ怪我は誰にでも起こりえます。
岡崎康子さん(仮名・28歳)は、2022年1月、東京に珍しく大雪が降り、積雪が10センチほど積もった翌日に災難に見舞われました。
雪の日の翌日、長靴を履いたのに大滑り
「会社に向かう途中の出来事でした。靴は普段はスニーカーを履いていたのですが、その日は道路に雪が残っていて、足元が濡れるのがイヤだったので、長靴を履いて出かけました」
都市部とはいえ、交通インフラの乱れが起きると予想されていた朝。いつもより用心をして出かけたと言います。
「駅まで向かう道にあったマンホールの蓋で長靴が滑って、勢いよく転んでしまったんです。もしかしたら、安い長靴だったので滑りやすかったのかもしれません……。本当に、ツルンと滑って気づいたらお尻から着地をしていて、一瞬の出来事でした」
足首がおかしな方向に…
直後から足首に違和感が。どうやら転んだ時に、身体をかばおうとして足首に全体重をかけてしまったようです。
雨や雪の次の日には、マンホールの蓋や側溝の網、ビルのエントランスなど、滑りやすい箇所が存在します。しかし、急いでいるとつい忘れてしまいがちです。
「よく見ると、おかしな方向に足首が曲がっていて、明らかに骨折していました……。痛くて歩くのも無理だったので、救急車を呼ぼうと119番にかけると、自分と同じような人いっぱいいたのか、道路が混雑しているのか、なかなか救急車が来なかったんです。仕方ないとはいえ、こんなこともあるのかと驚きましたね」