ユニクロの半袖シャツ3選、ビジネス用途に使える着こなしをプロが指南
ひとくちに半袖のシャツといっても、その種類や用途は様々です。ビジネス用途の場合、組み合わせのパターンが限られるため、合わせ方で迷う心配はさほどありません。ところが、カジュアル用途の場合は、コーディネートのイメージが湧きづらいこともあるのではないでしょうか。
というのも、昨今主流のオーバーサイズデザインが商品ラインナップ内に混在しているからです。同じ半袖といってもシルエットが異なることで、最適な着こなしはまったく変わります。
そこで今回は、のべ4650人を超えるビジネスマンの買い物に同行する服のコンサルタント『真似するだけで印象が劇的によくなる 38歳からのビジネスコーデ図鑑』(日本実業出版社)の著者の森井良行が「ユニクロで買えるタイプが異なる半袖シャツ」を3種ピックアップして、比較してみました。
1:流行に合わせたオーバーサイズの着こなしは?
流行というより、もはや定番となったオーバーサイズでの着こなし。そのなかで半袖のシャツの場合は、サイズ感で見せ方が大きく変わります。一般的な半袖シャツは3分袖ですが、オーバーサイズの場合、5分袖に設計されているからです。
ユニクロの「シャンブレーオーバーサイズワークシャツ」(1290円)なら、二の腕が中途半端に見える心配がありません。むしろジャストサイズの半袖シャツより合わせやすいのではないでしょうか。クルーネックの無地Tシャツにアンクルパンツを合わせるだけで、今っぽい印象に仕上がります。
またワークシャツテイストのこの商品は、生地に張りがあるため、身体のラインをうまく隠してくれます。オーバーサイズは若者のシルエットという認識があるかもしれませんが、むしろボディーラインが弛んできた世代にも有効性が高いのではないでしょうか。
2:定番の半袖シャツにはショートパンツ
柄物をチョイスするとき、長袖より半袖シャツをおすすめしています。袖の面積が減る分、柄の面積も絞れるため、結果として柄の主張を和らげ、コーディネートが簡単に仕上がります。
なかでも定番のジャストシルエットである「エクストラファインコットンブロード チェックシャツ(半袖)」(1290円)は、半袖でありながらもキチンとした印象を与えてくれます。だからこそ、ショートパンツを合わせることで、程よいカジュアルな雰囲気が生まれるのです。
足下はスニーカーやサンダルで構いませんが、大人っぽい印象を強めたいときは、かかとが付いたローファーを選びましょう。シャツ単品では子供っぽく見えがちなチェック柄の半袖も合わせ方次第では、夏のこなれたコーディネートに仕上げることができます。