「女性がいる飲み会には参加禁止」“ストーカー化した彼女”に30歳男性が下した決断
コロナ前はどこの会社でもよく行われていた職場の飲み会。同僚や上司との親睦を深める“飲みニュケーション”の場としてはもちろん、参加した女子社員と仲良くなって交際に発展するケースもあります。
そうしたきっかけにもなっているため、なかには自分の恋人が会社の飲み会に出てほしくないと思っている人も。通信会社に勤める太田遥輝さん(仮名・30歳)が3年前に付き合っていた彼女もまさにそんなタイプ。職場の飲み会でも女子社員が来ることを知ると、露骨に嫌な顔をしてきたそうです。
女性がいる飲み会には極力参加せず
「月に1~2回程度なのに『仕事じゃないし、行く必要ないよね』って言われました。でも、僕自身そういう場が嫌いではなく、会社だと話しにくいこともあったりするじゃないですか。すでに付き合っているのだから別の女性に興味なんか示しませんし、そのことを何度言っても信用してくれないんです。
かなり嫉妬するタイプなのが最初はうれしかったですけど、次第に煩わしいと思うようになりました。それで飲み会に女子社員が来ることになっていても彼女には男性社員しか来ないとウソをつくようにしていました」
なお、合コンは誘われても一切参加せず、学生時代の友人との飲み会でも女友達が来る場合は行かないようにしていたそう。約束は十分守っているように思えます。
いきなり怒鳴られて平手打ちされる
ところが、職場の飲み会があったある金曜日の夜、「何時になっていいからウチに来て」とのLINEが届き、居酒屋を出て解散になった後、彼女の住むアパートへと向かいました。すると、部屋に入った直後、いきなり「ウソつき!」と怒鳴られて平手打ちされてしまったのです。
実は、彼女はたまたま居酒屋に入る太田さんらのグループを目撃。この日、職場の飲み会があることは知っていましたが、男だけだと聞いていたのに若い女性がいたため、自分への裏切り行為だと怒っていたのです。
「ウソをついていたのは事実ですし、そのことは素直に謝りました。もちろん、心の中では『女子社員が来る飲み会に行くのを認めないのは横暴すぎる』って文句を言ってやりたかったですよ。けど、そんなことを口にすれば怒り狂うのは目に見えています。それにこっちがウソをついた以上、ここで不満を口にするのはフェアじゃないと思い、筋を通して頭を下げました」