最大の節約法は「結婚」。2人のお金を、モメずに管理するコツ
ファイナンシャルプランナーの花輪陽子です。
結婚や共同生活をすることで減らすことができる支出も多いです。独身生活で生じる費用やデート代など、重複するコストは思ったよりも高いのです。
結婚すると独身時代より得する?
Aさんカップルを例に説明しましょう。
お互いひとり暮らしをしていた頃は、それぞれが20平米のワンルームマンションを借り、Aさんは月に7万円、パートナーは6万円の家賃を支払っていました。
2人合わせて毎月13万円も掛かっていたことになります。さらに、週末のデートや旅行代、デートのための洋服や美容代など、塵も積もれば山となり、それぞれ年間50万円もの浪費を続けていたのです。
それが共同生活を始めた後は、50平米の1LDKで家賃は約11万円。それぞれが借りていた部屋を足した面積よりもさらに10平米広くなったのに家賃は2万円減りました。火災保険、プロバイダー料金、新聞代、NHK受信料など重複して支払っていた支出はひとつになり、浮いたお金の合計は、住宅だけでも年間24万円程度になります。
2人のお金を上手に管理する
多くのカップルがお金の情報共有をしていません。
パートナーを当てにしていると、どちらも貯めていないばかりか、クレジットカードのリボ払いやキャッシングなどの借金があるなんていうことも。
こんなことを避けるためにも、普段から家族間でのお金の情報共有は必須です。
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