録音した音声を自動でテキスト化。2万円「最新レコーダー」の侮れない実力
録音データを自動でテキスト化できるボイスレコーダー「AutoMemo(オートメモ)」。音声を録音するとクラウド上でテキストに自動変換され、スマホに転送されるしくみだ。
Web会議の議事録作成に役立ちそうなこのアイテムの精度や使い勝手をチェック。同様の機能を持った他のスマホアプリとの性能も比較してみた。
画面なしのシンプルなレコーダー
AutoMemoは、手に収まるサイズの小型レコーダー。液晶画面はなく、正面に録音とブックマークの2つのボタン、サイドに電源ボタンが搭載されただけのシンプルな外観だ。
充電端子にはUSB Type-Cを搭載。外部マイクを接続するため端子も用意されている。
録音を終了するとデータが転送
録音/停止の操作は正面の大きなボタンで行う。録音待機中はボタンの外周がゆっくり点滅し、録音を開始するとボタンの中心が点灯した状態になる。録音中かどうかをボタンの光り方でしか見分けることができないのは、最初は少し心許なく感じたが、慣れてくるとあまり気にならなくなった。
また、録音中に下の小さなボタンを押すと、その箇所にブックマークが挿入され、後から探しやすくなる。そして、録音を終了すると、事前に連携設定を行ったアプリにデータが転送される。
転送の状況は、サイドの小さなランプで確認が可能。緑点滅ならファイルのアップロード中、赤点等ならアップロードされていないファイルが本体に残っているなど、ランプの色と状態で見分けることができる。数分待つとテキスト化が完了し、アプリからテキスト化したデータを見られるようになる。