口臭、鼻毛、服装…「清潔感がない人」が気づいてないNGポイント
「この人、爽やかなんだけど口臭が……」「ちょっと汗臭さが気になる……」「スーツはいいけど靴が汚い」
誰しもこのようなシーンを経験したことがあるかと思います。
せっかく決めたスーツ姿も、口臭、体臭で一瞬にして台なし。しかもデリケートなことなので、なかなか他人から指摘されないものです。今回は、口臭・体臭対策も含む、清潔感についてお伝えします。
恥をかく前に「清潔感」を正しく身につけよう
まずはじめに、多くの方が誤解しているのが「清潔」と「清潔感」は異なるということです。「清潔」は、手を洗っているとかシャワーを浴びているということで、辞書には「汚れがないこと。衛生的であること」と記載されています。
一方、「清潔感」とは、自分が清潔にしているではなく、他人から見て「清潔にしていると感じられるか」が重要です。
主観的な判断では清潔感を身につけることはできません。今回、服のコンサルタントである私、山崎がプロとして留意している“清潔感”のチェックポイントを解説します。
整髪料つけている? 髪型はボサボサでない?
他人からどのように見えているか、ここが最大のポイントです。
寝ぐせやぼさぼさの髪型を見て、相手はどのように思うでしょうか? 基本的なところですが、整髪料をつけて髪を整えましょう。整髪料をつけていることは相手に対して「清潔感を意識していますよ」と無言のメッセージとなります。
男性のおすすめは黒・ショート・アップの髪型です。保険や不動産業界で稼いでいる営業マンの髪型を想像してみてください。きっと黒・ショート・アップの髪型を連想すると思います。
昔から印象を大切にするビジネスマンの髪型は普遍的で変わっていません。7:3のツーブロックがもっともおすすめの髪型です。ツーブロックに抵抗がある方は、おでこを出してサイドと襟足はすっきり短めを意識していただければ結構です。
整髪料はフォームやジェル、ワックスなどさまざまありますが、水溶性の「グリース」がおすすめです。グリースは、ジェルよりがっちり固まらず、ワックスよりウェット感が出せる整髪料です。
水溶性のグリースは、洗髪でスタイリング剤を洗い落としやすく手のひらで伸ばしやすいのも特徴です。オススメブランドは「阪本高生堂」の「クールグリースXX」ハードなセット力とウェット感で、髪型を長時間崩さずキープします。