災害で大停電…に備える「バッテリー&充電ラジオ」6選
毎年のように大規模な自然災害が発生し、いつ何が起きてもおかしくないと不安を感じることも多い昨今。とくに、日々の情報収集や連絡手段をスマホに頼り切っている我々にとって、非常時の電源確保は何より重要だ。
災害で停電した場合に役立つ電力供給源として役立つアイテムを、普段使いも可能なコンパクトタイプ、スマホを手回し発電で充電できるタイプ、小型家電の充電もできるポータブル電源にわけて紹介しよう。
1:PC&スマホの急速充電に対応したバッテリー
災害対策のためだけに新たにバッテリーを購入するのはもったいないと感じる人におすすめなのが、日常の長時間外出などでも使えるモバイルバッテリータイプだ。
「Anker PowerCore+」は2万6800Ahの容量を搭載し、2つのUSB-A ポートおよび、USB-Cポート1つを備えるバッテリー。
最新の充電の規格である「USB PD」および、Anker独自の急速充電規格「IQ」に対応しているので、対応ケーブルを使えばスマホなどを短時間で充電できる。また、USB PD対応のノートPCの充電も可能だ。
筆者は電源を確保できない状況で長時間ノートPCを使いたい場合に、このバッテリーを持ち歩いている。重量はは約580gあるので、ノートPC本体とあわせるとそこそこの重さにはなるが、バッテリー残量を気にせずにPC作業に没頭できるのは心強い。
2:コンセントを備えた大容量バッテリー
上記のバッテリーの場合、充電できるパソコンはUSB PDに対応した端末に限られるが、ACアダプターでの充電にしか対応していないノートPCを充電したいという人もいるだろう。その場合に活躍するのが、ACコンセントの差し込み口を備えたこの製品だ。
マクセルの大容量モバイルバッテリーは、容量2万2800mAh。重量は約880gと、計量なノートPC1台分くらいの重さはあるが、ACコンセント1口に加え、2つのUSB-Aポートを備えている。また、本体は付属のACアダプターを使って約4.5時間でフル充電が可能だ。