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上司の命令で「仮装参加」するハメに。歓迎会で起きた若手社員の悲劇

学び

 ここ10年ほどで大きな広がりを見せた「ハロウィン」などのイベントでの仮装文化。やってみたい、けれども普段はできない派手な格好を楽しむ絶好の機会ですよね。

仮装イメージ

※画像はイメージです(以下同じ)

 ですが、仮装はあくまで自分で楽しむもの。他人から指図を受けたり、強いられたりするものではないはずです。今回は上司の気まぐれでひどい目にあってしまった若手社員の仮装にまつわるエピソードを紹介します。

不意に送られてきた上司からのLINE

 某出版社勤務のSさんは入社2年目。4月の半ばに同期4人で飲んでいたところ、突然上司からLINEでメッセージが。

「もう22時を回っていたのですが、こんな時間になって連絡してくるくらいだから、よっぽど大事なことかなと思い、若干心配になりました」

 メッセージの内容は「S、明日分かってるんだろうな」の一言だけ。心当たりのなかったSさんは、すぐに内容を尋ねました。すると、「明日新入社員の歓迎会だろ? うちの部の若手はみんな仮装で飲み会に参加するから。分かってるよね?」との返信が。

「酔っ払いの戯言」かと思いきや…

お酒

「歓迎会で仮装をするなんて、そんなこと聞いたことありませんし、ほかの3人に聞いてみても『言われたのは初めて』『そもそも去年やってなかったよね?』とのこと。ものすごく困惑しました」

 上司は他の店で飲んでいるようだったので、「酔っ払いの戯言」かと思ってしばらく放置。すると、ほかの3人にも上司からのメッセージが届きます。

「お前ら一緒にいるのは分かってるんだぞ? もちろん若手全員だよ。こういう時に人としての面白さが出るから。○○も○○(どちらも上司)も楽しみにしてるからな」

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