就活に成功する・失敗する人は何が違う?必要な対策をプロに聞く
12月も半ば。2021卒の就職活動が本格化するシーズンだ。年末から年明けにかけて行われる冬季インターンシップが早期選考を兼ねていることも多く、この時期の対策が明暗を分ける。
とはいえ多くの大学生は、就活への実感がまだ湧かないかもしれない。そこで取材班は早いうちにに「21卒生が意識するべき心構え」「今からできる就活対策」を専門家に聞くことにした。
取材に応じてくれたのは、新卒向けの就職活動支援サイト「Unistyle」で編集長を務める、郡山隼人さんだ。
就活生が意識すべき2つの心構え
最初に21卒生が意識するべき心構えだが、郡山さんによると「成功する学生の定義」と「就活の選考フロー」を把握しておくことが大切なのだそう。
「就活における成功は、人それぞれだと思いますが、ここでは“自分が理想としているキャリアを実現するために志望企業から内定を獲得し、自分の意志で入社先を決めること”と定義します。
内定を獲得するためには企業にエントリーして、選考を通過することが必要です。選考フローや内容は企業によって多少異なりますが、エントリーシート・筆記試験・グループディスカッション・面接の4つが基本的な選考の種類となります」(郡山さん、以下同)
それでは、志望企業から内定を獲得するためには、どういった対策が必要になるのだろうか。
「志望企業の内定を獲得するためには、エントリー数を増やし、各選考フローの通過率を上げていく必要があります。これをふまえて、『就活に成功する学生/就活がなかなかうまくいかない学生の特徴』と『今の時期に就活生が取り組むべきこと』をお伝えします」