「玉の輿メリット」を大演説する母親に、キレた娘がとった行動
仕事を持つ女性が増えた今でも、「玉の輿に乗りたい!」と願望を持つ女性は少なくないでしょう。特に、母親世代は 、まだ「玉の輿」が勝ち組だと思っている模様。
さて今回は、そんな「玉の輿」願望に巻き込まれた女性の話です。
母親からの「プレッシャー」がツラい
岡田裕美さん(仮名・31歳)は不動産会社に勤めるOL。30歳を超えて、最近は両親からも結婚を勧められることが増えてきたのだと言います。
「最近は実家に帰るたびに、『もう30も過ぎたんだから、そろそろなんじゃない』と、結婚を急かすような発言をされます。最近、母の妹方のいとこが玉の輿婚をして、家の近所に住みはじめたようです。
私の母親は彼女らが悠々自適な生活をしていることや、家の近所に住んでくれたおかげで孫とも楽しく過ごせている状況をとても羨ましく感じているようです」
母親の案ずる気持ちは分かりますが、本音では「親戚の幸せを疎んでいる」と思うと、素直に聞けない娘の気持ちも分かります。
母親の結婚像は前時代的な理想ばかり
「いとこの旦那さんは良家の次男だそうで、十分な支援をもらっているのに、義両親のもとには、もう長男ご夫婦が二世帯住宅で住んでいるので同居しなくていいそうです。母親はそういう叔母の状況が事細かに気になってしまうようで、『私もいとこと同じような結婚を』と猛烈に勧めてくるんです」
今年のお盆の帰省は、裕美さんがちょうど31歳になる誕生日。いつもより“将来の話”を長く語られたそうです。母親が裕美さんに求める理想の結婚条件は、それはそれは細かいのです。
「例えば一人っ子や、男兄弟のいない女子はダメだとか。一人親の家庭はさきざき苦労するなどの話ばかりなんです。地方出身も帰省にお金がかかるからなるべく首都圏出身。さらに私に『あなたも将来のために結婚後も働く意思を持つべき』などとも言ってきて、とても押し付けがましく、前時代的な理想ばかりです」