ユニクロで、20代が「クールビズを極める」3選。着こなしテクニックも
改元も一段落し、5月に入って、暑さが増してきた。2018年の夏は各地で40度前後に達し、熱中症による死者が出るなど歴史的な猛暑となったが、気象庁の予報によれば、今年の夏は「例年並み」か、それ以下の気温になるという。
だが、沖縄や西日本を中心に、外の気温もグッと高くなり、沖縄や九州・佐賀では最高気温が30度を超える「真夏日」も連日出てきている。5月10日には、群馬の伊勢崎市で最高気温が30度を超え、いよいよ関東でも令和初の真夏日を迎えた。炎天下に外回りする営業マンや、満員の通勤電車で揺られるビジネスマンにはつらい時期だろう。
そんな季節に有り難いのが、通気性に優れたユニクロの「エアリズム」だ。今回はクールビズのシーズンに、20代がユニクロで買うべきアイテムベスト3を『ユニクロ&ツープライススーツの上手な使い方』(WAVE出版)などの著書がある森井良行氏に選んでもらった(画像はオンラインショップより)。
3位:ドライイージーケアオックスフォードシャツ
「ダークスーツにダークカラーのネイビーシャツを合わせることはビジネスシーンでは難しいですよね。ですが、ノージャケット・ノーネクタイ姿が多いクールビズでは状況が変わります。
ノージャケットの印象を引き締めるダークカラーシャツを選ぶことでノージャケット・ノーネクタイ姿もクールビズも印象がグッと引き締まります。しかも、半そでだからこそダークカラーの重さも軽減されます。グレースラックスを合わせてあげれば、いつものクールビズが一気に大人っぽく見えます。もし、チノパンも許される会社ならば、白いパンツを合わせたいところです」(森井氏、以下同)
2位:感動パンツ(ウルトラライト・ウールライク)
「2年前、そのネーミングから注目を集めた感動パンツ。当初はスポーツウェアのような化学繊維をつかった機能性生地が注目されましたが、現在ではシリーズも細分化されています。なかでも、今季の『ウールライク』はサマーウールのような生地の表情とは裏腹に伸縮性とストレッチが効いた薄さは最強です。
公式サイトによれば伸長率20%とありますが、まさに納得の履き心地でした。そして、何よりうれしいシワになりづらいイージーケア加工も施しています。このあと紹介するダークカラーのポロシャツに合わせても万全ですし、手持ちのビジネスシャツに合わせても絵になる一着だと思いました」
1位:エアリズムフルオープンポロシャツ(半袖・BLACK/NAVY)
「ポロシャツといえば、鹿の子生地を思い出すという方が多いと思います。スポーティーで素敵ですが、一方、このエアリズムポロはしっとりした滑らかな表面が上品な印象です。シルクのような光沢あるシルケット加工されたコットン生地に見えます。セレクトショップなどで見掛けるシルケットのポロシャツに近いことが好印象です。
しかも、シャツ同様フルオープン型だからこそシャツインしても違和感がなく、ポロシャツをインしてもゴルフのおじさんに見えません。また、ダークカラーであれば乳首透けの心配もなく、しかも、エアリズム機能を持っているので着心地は最高です。
唯一の留意点は襟です。ボタンダウン型ではないので第一ボタンを開けてしまうと襟先が遊びだらしなく見えるリスクがあります。モデルの着こなし同様、ボタンを留めてみてはいかがでしょうか?」
毎年マイナーチェンジを繰り返し、シンプル&ベーシックなアイテムを上質に進化させるユニクロ。用途を間違えてしまっては、せっかくのアイテムも台無しになってしまうので気を付けたい。
<構成/シルバー井荻>