Amazon転売、元値の6倍で売れた“意外なもの”は?初心者でも稼げるコツ
2019年4月から「働き方改革関連法」が段階的に施行された。副業解禁が叫ばれているが、どの副業がラクかつ、始めやすいかは気になるところだ。
定番の転売や話題の副業は、果たしてどれほどの労力なのか? ライターが体当たり取材で、大調査した!
コツコツ探せば必ず見つかる「お宝」を狙え
転売で、商品の次に重要なのが、プラットフォーム。定番のAmazon転売をした場合どのくらい労力がかかるのか。実際にAmazonを中心とした転売で生計を立てている転売ヤーの黒川喜寛氏に話を聞いた。
「『モノレート』や『キーパ』などの価格差調査ツールを使い、Amazonとヤフオクを毎日1時間リサーチしています。慣れるまではやや面倒くさいですが、これが収益の肝です」
地道にネットサーフィンを続けていると、不意に「安っ!」と思えるブツが目に入るという。
「廃番となった商品のなかにお宝が眠っていることも珍しくありません。たとえば、旧式のランチジャーがヤフオクでは2500円で落札できて、Amazonでは1万5000円で売れるんです。手数料などを差し引いても、これで約1万円の利益ですね」(黒川氏)
面倒な作業ではあるが、ネットさえ使えればどこでも副業できるのは魅力的だ。仕入れに失敗しても、買った値段で売りに出せば、損失はほぼない。
黒川さんももともとは副業で転売を始めた。会社員が毎日1時間商品探しをするとして試算すると、月30時間の労働で、1万円の利益が出る商品を10コ転売すれば月10万円。毎日1時間の捻出さえできれば、たいていは達成できる数字だ。
12