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わずか4年で20回も転職した男が語る、20代がやるべき転職術とは?

学び

 ちなみに吉田さんはこれまで、中途採用の面接を100回以上経験。最終的な条件が合わず辞退はしたものの、ほとんどの面接を通過できたそうです。そのなかで落ちたのは10回ほど。転職回数の多さというハンデを抱えながらこれはすごいとしか言いようがありません。他に転職の秘訣を尋ねると彼は、「自分の持ち駒で勝負することが一番のコツ」と言います。

「先ほどマイナスポイントの話をしましたけど、どの会社にも通用するものではありません。というより、銀行とか証券とか、堅い企業だとまず落とされると思います。だから、自分の持っている性質を認めてくれるところに的を絞るのが大切なんです

 これまで、広告、テレビ、不動産、ITなどの業界を渡り歩いてきましたが、これらの業界は世間的に見て緩い感じですよね。僕は元々お調子者タイプということもあるので、新卒の頃からその性格を活かせるところにしか応募しませんでした。例えば高卒の人が『大卒以上』が条件の企業に応募しても採用は難しいですよね。それと同じで、自分が持っていないものを無理して作ってもうまくいかないんです。ポテンシャルを見てもらえやすい20代だからこそ、自分の持ち味をしっかり理解することで転職がうまくいきやすくなります」

 20回も転職している人の意見など……と始めは思っていた筆者ですが、うなずけるポイントも多く驚きました。20代で転職を考える人はぜひ参考にしてみてください。

<取材・文/ロケット梅内>

Webライターです。主に最近の若者についての記事を書いています。週のほとんどの時間をラーメン食べ歩きに費やしていますが、グルメネタは苦手ジャンルです。

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