飲み会の翌日うんちがゆるくなるワケ、知っていますか?
アルコールで下痢をしないためには?
お酒を飲み過ぎない、これが一番の下痢対策です。
でも、楽しいお酒の席ではついつい飲み過ぎてしまうことってありますよね。
そういったときは、腸に優しいおつまみを選んだり、胃腸を冷やさないようお湯割りなど温かいお酒を飲むなどを心がけましょう。
腸に優しいおつまみとしては、刺身や冷ややっこ、枝豆、だし巻き玉子など、消化のよいものを選びましょう。
イカの塩辛などの塩分が多いものや甘いもの、揚げ物などの油っこいものは下痢の可能性を高めます。できるだけ控えたほうが腸も喜びます。“腸うれしい”です。
それでも、「どうしても〆のラーメンは欠かせない!」というそこのあなた。
食べないにこしたことはないのですが、食欲が抑えられないときは、ラーメンの中でも脂質が少ない「塩ラーメン」を選んだり、蕎麦やうどんなどのほかの麺類をチョイスするのも良いでしょう。
ベトナム料理の「フォー」もさっぱりとしていてオススメです。
どうしてもお酒を飲まなきゃいけない人は……
また、お酒がまわっていると、あまり噛まずに飲み込んでしまうことがあります。
たまに繁華街の道端や駅のホームに酔っぱらいの落とし物(ゲロ)を見かけます。よく見ると、何を食べたのか想像がつきそうなほど食べ物の原型(特に麺類)が残っていることが多いです。
これはよく噛んでいない証拠。消化不良も下痢の原因になるので、よく噛んで食べる(消化しやすい状態をつくる)ようにしましょうね。
飲み会の翌日、下痢をしてしまう原因は、飲み過ぎと食べ過ぎです。
控えることが一番の対策になりますが、消化に良いおつまみや、胃腸を冷やさないお酒を選んだりと工夫をしてみてください。
また、飲み会が多い人は、腸内環境のバランスが崩れてしまっている可能性が高いので、日頃から乳酸飲料やヨーグルト、納豆などの発酵食品、食物繊維が多い食事を心がけましょう!
<TEXT/梅原しおり>