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ユニクロの「感動パンツ」だけじゃない!クールビズを快適に過ごす最強コーディネート

学び

 早いもので6月ももう半ば。だんだんと気温も上がってきて、日中は外に出ると、じんわりと汗が流れてきますね。サラリーマンの方はそろそろ衣替えのファッションを考える時期になりました。そう、クールビズです。

森井良行氏/服のコンサルタント。モットーは「プロの目線でユニクロも好印象!」

森井良行氏/服のコンサルタント。モットーは「プロの目線でユニクロも好印象!」

 クールビズといえば、5月11日に、導入時の担当者だった盛山正仁法務副大臣が、「(推奨される冷房の温度について)科学的知見を持って決めたわけではなく、なんとなくの目安でスタートし、独り歩きした」と発言したことも記憶に新しいですね。

28℃は快適?それとも不快?

 28℃。体感に個人差ありますが、快適な室温でないことだけは確かです。これまで通気性・接触冷感を意識した機能性生地のシャツはじめ、エアコンの設定温度に備えた服が開発されてきました。

 とはいえ、設定温度に耐えられないビジネスマンがいることは間違いありません。設定温度を変えられない以上、ストレスを軽減するために、実は軽量感が大切でした。のべ4000人を超えるビジネスマンの買い物に同行してきた服のコンサルタントである私が「最軽量のクールビズ」を教えます。

不快指数を緩和する「軽量感」

 ジャケットやスラックス、ビジネスファッションの服を評するとき「軽い」という表現を使います。たとえ不快に感じる室温であったとしても、着用したときの軽量感、この軽さが体感的なストレスを軽減してくれるのです。

 クールビズが始まった2004年、スーツジャケットを脱いだビジネスマンの多くは、ノージャケットにスーツスラックスで過ごしていました。当時、一般企業でサラリーマンとして働いていた私自身、自分も含めそういうビジネスマンを数多く見かけたと記憶しています。

 その後、インビスタ社の「クールマックス(R)」素材はじめ、機能性アイテムが登場! この機能性アイテムこそ、軽量感ある着心地を実現する素材だったのです。

 2011年震災による節電ムードからクールビズ期間は伸長し、チノパンを許容するスーパークールビズなど、ビジネスファッションのカジュアル化が進んだ結果、クールビズ市場は大きく拡大。そして、いよいよ最軽量のスラックスが登場しました。

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