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転職が失敗する「悪いエージェント」の見極め方

学び

ネットの書き込みとの向き合い方

 これらの内容を気にし過ぎると怖くて転職できなくなってしまいます。書き込みはあくまで参考までにして、一番良いのは会社に在籍している人に話を聞いてみることです。

 最近はSNSでの繋がりを重視する社会ですから、友達の友達を手繰っていけば知り合いにたどり着くことも難しくないでしょう。

 また、本当に人材獲得に力を入れている会社なら、要望すれば人事以外の在職社員何人かに会わせてくれる場合もあります。

 会社としての自信の表れですし、それだけの時間をかけても欲しい人材と認識されているという点で、良い転職になる確率も上がるかもしれません。

<TEXT/渡辺紀子>

ハイドリック&ストラクルズ(ナスダック上場)パートナー、日本企業の総責任者。東京大学中国語中国文学科卒業。豊田通商、縄文アソシエイツを経て現職にてヘッドハンティング業務に従事。社長や最高責任者、社外取締役、若手幹部候補、スペシャリストのスカウトで多くの実績がある。対話による信頼関係構築を重視し、毎月150人以上の候補者、経営者と面談を行い、最前線で活動

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