渋谷のアフロ社長に聞く「バズるアイデア」の生み方。チケット1万枚を数日で完売
「正しいこと=正解」ではない
――たしかに、卓球とスピーカーも相当遠いですしね。
アフロマンス:2つ目は「とにかく大きくする or とにかく小さくする」こと。そうやって極端にするのもひとつのやり方です。前に、33キロのナチョスを食べるイベントをやったときは、参加者全員でイチから作って食べたんですけど、ナチョスを食べるだけでなく、イベントへの参加感も味わえるようにしました。
そして、3つ目は「固定概念の破壊」です。みんな「正しいこと=正解」と思いがちなんですよね。それだと新しいアイデアや価値観は生まれにくい。なので、思い込みは取っ払ってください。
たとえば、クラブというと、深夜・飲酒喫煙のイメージですが、僕は「早朝フェス」とうたって、朝からノンアル・ノンスモーキングのイベントを開催したら、参加者は健康的だと喜び、会場も空き時間の有効活用になり、三方よしの企画ができたりします。
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⇒ 若手でも会社で「自分のアイデア」を通す方法。渋谷のアフロ社長に聞く
<取材・文/永田明輝 撮影/詠祐真>
【アフロマンス】
アイディアと実現力で、新しい体験をつくるパーティークリエイター。「世の中に、もっとワクワクを。」をつくりだすパーティークリエイティブカンパニー「Afro&Co.」代表。人を動かす強力な「コアアイディア」と、前例のないものを実現する「実行力」、クリエイティブから体験、PRまで含めた横断的な「設計力」で、新しいムーブメントをつくり出す。
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