ミスターコン優勝者でも童貞…20代男性の深刻な「捨てられない」問題
相手のことを尊重しすぎるあまり
下田さんは基本的に考えすぎな性格のようですが、これまで女性といい感じのムードになったことはあると言います。
「大学時代の友達で、某大学のミスコンテストに出場経験がある女性と飲んでいたときはチャンスでした。終電を逃したんです。その時は僕ももちろん『これはチャンス……!』と思いましたが、女性から『終電ないね。どうする?』って聞かれて『うん、なんでもいいよ』って言ってしまったんです。
僕としては相手の気持ちを尊重したいというか、その女性は明日予定があるかもしれないし、もう一杯飲みたいっていう気持ちがあるかもしれないし、そもそも終電ない=ホテルに行くが当たり前の方程式はどうなのかと思っているので、『なんでもいい』と言ったんですね」
そのせいなのか、結局、女の子はあきれ顔をしたままタクシーで帰ってしまったそうです。それ以来LINEの返信はなく、下田さんは「やはり、男らしく少しは強引に誘うべきだったんですかね……」といまさら後悔しています。
でも童貞は捨てたい!
チャンスを逃してしまうことも少なくないという下田さん。彼に「童貞は捨てたいですか?」と質問すると「捨てたい」と即答での返事が。
「童貞は捨てたいですよ。自分で言うのもどうかと思いますが、僕の顔で童貞ってカミングアウトしても『はい、嘘ー! つまんない!』とか言われてしまうので、ネタにすらならなくて。あと、たまに信じてもらえても、『その顔で童貞ってよっぽどクズなんじゃね?』とかも言われます。
最近はマッチングアプリに登録して、女性とよく会ったりしているのですが、やっぱりダメですね。初対面の人ならなおさら、男がリードしなくちゃいけないじゃないですか? 店の予約からグダグダで、自分からはあまり喋らず聞き役に徹して、一次会ですぐ帰ることがほとんどです」
つまりは優しい=都合のいい人に収まってしまう様子。実際、女の子から「下田さんって優しい!」と言ってもらえてもその後の連絡はないようです。「優しい男性がタイプですって言ってたのに……」と嘆く下田さんですが、問題は別のところにありそうですね。