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地面師事件、かぼちゃの馬車…最後の「平成経済事件」はなぜ起きたか?<異色対談>

ビジネス

 今年もあと2か月を残すのみ。平成最後の年には、さまざまな企業による不正行為が明らかになりました。

会計

※画像はイメージです

 東京商工リサーチによる最新の調査では2017年度に「不適切な会計・経理(以下、不適切会計)」を開示した上場企業は64社、件数も64件と、2008年度の調査開始以来、最多を記録し、企業のフェイクを痛快に暴く経済エンタメ小説『特捜投資家』(ダイヤモンド社)などのヒットも生まれています。

 今回、会計分野に詳しいアルファツイッタラーのたにやん(@t_taniyan)さん、ボヴ(@cornwallcapital)さんによる初の対談が実現。

世間の企業事件や不祥事の裏側を斬る!

ツイッター巨頭

都内某日にて、ボヴさん(左)とたにやん(右)さん

――お互い初対面でもありますので、まずは自己紹介がてらキャリアやバックボーンを簡単にお話しください。

たにやん:たにやんと申します。もともと実家の家業で経理を担当した後、製造業の経理職に就きました。詳しくは言えないのですが、その会社で公認会計士のやらかしが発覚して調査や尻拭いでいろいろなことを学びました。

 その後、新興IT企業で資金調達やIRなどを経験。ゲーム屋さんの中の人や、何社かの再生を手がけて、現在はフリーのコンサルタントとして活動しています。

ボヴ:私は、新卒で公認会計士試験に合格した後、外資系の監査法人に入社しました。28~29歳の頃、株式公開の部門に異動、その時に大阪から東京に来ました。当時はライブドアを筆頭にベンチャー企業に勢いがあって、かなり荒っぽい企業もかなり担当しました。

 その後、独立して、監査法人時代にお付き合いのあったところからお声がけをいただきながら、再生案件などを手がけています。

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