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「大企業の正社員でなきゃ負け組」って誰が決めた?呪縛を捨てる考え方

学び

親世代の価値観を引きずってない?

オフィスビル。曇り空

 自分らしい人生をおくるために、自分でとことん考え抜いてキャリアを選択したほうが、どんな結果であれ、自分自身で責任がとれますよね。

 高度成長期の時代、「大企業に就職すれば安泰」と多くの人が思っていました。そう、ちょうどあなたのお父さん、お母さんの世代の世代にはそれが一般的だったかもしれません。

 しかし現在はどうでしょう? YouTuberなど、20年前にはなかった職業が生まれ、インターネットのシステムを利用して個人で稼ぐ人もたくさん出てきました。

 活気のあるベンチャーも中小企業もたくさんありますし、むしろ大手企業のほうが厳しいニュースが多く倒産もする時代です。そう、「大企業に入りさえすれば安泰」ではないのです。

 そもそもあなたは、安定した生活のためだけに大企業の正社員になりたいのでしょうか? いったいその大企業で何がしたいのですか?

経験、知識、スキル…本当に必要なことは

 面接用の建前ではなく、自分自身に問いかけてください。「世間的」「一般的」な尺度で仕事を選ぶのではなく、自分自身が、どう働きたいのか、どう生きたいのかを考えてみてください。安定が大事なら、大企業以外にも選択肢があるはずです。

 大企業に受からないのなら、そこはあなたに合う場所ではないのかもしれません。視野を広げてみれば、あなたが本当に輝ける場所が見えてくるはずです。AIがものすごいスピードで進化しているこの時代、10年後にどんな職業があり、どんな業種が元気なのかはわかりません。

 今、必要なのは、いい会社に入ることではなく、社会の変化に対応しつつ自分らしく生きていくために、多くの経験をし、リアルなネットワークをつくり、自らの知識とスキルを積み上げていくことです。

 もうひとつ。ほんとうに、正社員でなければ結婚できないのでしょうか? 周りに、自営業や非正規社員で結婚している人はいませんか?

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