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上司が「時間を無駄にした」と思わないメールテク“ちょい出し”とは?

学び

デキるビジネスマンのメールテク「ちょい出し」とは?

タイピング

 そこで、ぜひ使っていただきたいのが、「ちょい出し」のテクニックです。

「ちょい出し」とは、「何かを説明する際、話の結論や本当に伝えたいことを、最初に提示すること」であり、次のようなメリットがあります。

・話のもっとも大事な部分が、相手に伝わりやすい。
・話の着地点を最初に提示することで、相手のストレスを減らし、相手の興味をひくことができる。

 この例の場合なら、メールの最初に、

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 お疲れ様です。

 ××社への新商品関連の見積もりについて、明日にでもご相談させていただけますでしょうか。

 以下、ご参考までに、先方からのお問い合わせの内容を一通り記しておきます(※以下同)。

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 などと書いておけば、一番伝えたいこと、上司に把握しておいてほしいことが確実に伝わりますし、上司は残りの部分を飛ばし読みすることもできます。

 結論や本当に伝えたいこと、伝えるべきことが何かを考え、冒頭で「ちょい出し」する。それだけで、相手が余計な時間やエネルギーを費やしたり、余計なストレスを感じたりすることを防ぎ、相手の、話の内容に対する関心度や、話し手自身に対する評価を高めることができるのです。

 特に、メールを書いていて、「ダラダラと長いメールになってしまった」「一番伝えたいことが最後の方に書かれている」と思ったときには、ぜひこのテクニックを試してみてください。

<構成/bizSPA!取材班>

bizSPA!フレッシュ編集部の記者(編集者)が、20代のビジネスマン向けに、気になる世の中の本音や実情を徹底した現場取材で伝えます。

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