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バーコード頭上司 VS 金髪ロン毛の新入社員が職場で大モメ! 何があった?

学び

「ハゲ上司から、金髪ロン毛を注意されて、辞めてしまった新入社員がいます」

退職願

※画像はイメージです

 そう笑いながら語るのは、大手人材総合サービス会社で18年間勤務の後、6年前に独立し、延べ2500人の転職をサポートしてきたライフプロデューサーの矢加部英達さん。

 転職を巡るさまざまな人間模様を目撃してきた矢加部さんにとっても印象深い、破天荒な金髪ロン毛の新人とはどんな人だったのでしょうか?

50代ハゲ上司VS金髪若手社員が“一触即発”

「中堅の求人広告の会社で、営業部に配属された南龍舞さん(仮名・28歳)は金髪でロン毛。学生時代から金髪でしたが、さすがに就活中は黒髪にしていました。でも就職が決まると、バリバリの金髪に復活。これが50代のハゲ上司の逆鱗に触れてしまったんです」

 出社すると50代のハゲ上司から開口一番に「身だしなみをもっときちんとしろ!」と叱られる南さん。当たり前ですよね。

 しかし、南さんはなぜかここで言い返してしまいます。難関私大の出身で、会話も面白く、しかも若い頃のキムタクに似ていた南さんは黒髪でも金髪でも、とにかくかっこよかったそうです。よほどプライドが高かったのでしょうか……。

「一方で、南さんを叱った上司のほうは、バーコードのようなムラのあるハゲ。ハゲでも綺麗に剃っていればいいのに、ただただハゲ散らかしたバーコードハゲは、かっこよくありたいという南さんにとって、許せない存在だったようです」

「部長のハゲのほうが生理的にひどいんじゃないですか」

辞職

 金髪だけでなく、南さんの行動にいちいち文句をいうバーコードハゲ上司。そのため周囲から「ハゲ上司の嫉妬?」と陰口を叩かれていたそうです。

「とうとう、南さんがハゲ上司に抵抗しました。『僕の金髪より、注意する部長のハゲのほうが生理的にひどいんじゃないですか。まるでバーコードみたいですよ』とね」

 いくら、いちいち文句を言われていたとはいえ、当然、上司に対する口のきき方ではありません。それ以後、部長は一切南さんと会話をしなくなったそうです。

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