FOODEX JAPAN 2026トレンドチェック!甘辛“Swicy”スナックや進化系こんにゃくが注目

2026年3月10日(火)~13日(金)、アジア最大級の食品・飲料展示会「FOODEX JAPAN 2026」が開催された。今年は76カ国・地域から3,238社が出展し、延べ7万人以上が来場した。1976年の初開催以降、さまざまな食に関するトレンドを発信し、業界の未来を見据えたソリューションが生まれてきた本イベント。その中からbizSPA!編集部が気になった&面白い出展をピックアップして紹介!
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こんにゃくで魚を再現!あずまフーズ

国内食品メーカー・あずまフーズが出展したのは、日本の伝統食・こんにゃくを主原料にした“次世代シーフード”だ。
「こんにゃくならではのやさしい食感を活かしつつ、味、見た目、香りを本物に近づけるよう試行錯誤しました」そう語る担当者の言葉どおり、“まるでサーモン”“まるでマグロ”と名付けられたそれは、従来のこんにゃくのイメージを軽々と裏切る仕上がりだった。

食の多様化への対応はもちろん、噛む力や飲み込む力が低下した人でも食べやすいことから、看護や介護の現場での活用にも期待が寄せられている。
“甘い”と“辛い”のギャップがクセになる!?Swicyな新感覚お菓子
「Swicy」とは、Sweet(甘い)とSpicy(辛い)を掛け合わせた造語で、新感覚のフレーバーだ。いまSNSを起点に欧米で広がり、じわじわとその波が日本にも波及するとみられている。

会場では、独自のロール形状がザクザクとした食感を生み出す「Takis(アメリカ)」の甘辛フレーバーや、甘辛アクセントが料理を引き立てる「Chipotle Hot Honey(カナダ)」、さらに最先端トレンド発信地の韓国ブースでは、伝統食・トッポギをアレンジしたスナックなどが登場。
チリの辛さにマヨネーズやハチミツの甘みを重ねる“甘辛のレイヤー”は、辛さが苦手な層にも広がる新しい食習慣として提案されており、2026年の日本市場でそのブームを体感できるかもしれない。
ペットボトルの水がそのまま氷になる「Blizzastar®J」

会場でひときわ異彩を放っていたのが、氷を使わないかき氷機「Blizzastar®J」。この機器にペットボトル飲料をそのままセットするだけで、中身を瞬時にかき氷状へと変換するという、シンプルでいて大胆な機能を持っている。
一見するとユニーク家電のようだが、その本質はむしろ“インフラ寄り”にある。もちろん、飲食や行楽の場にて活躍している本製品だが、担当者によれば、常態化した毎年の猛暑に対し、建築や医療現場での熱中症予防としてなどの利用価値が注目されているという。

買い切りだけでなく、1か月単位での短期レンタルも対応している。猛暑が当たり前になりつつある今、冷却のあり方そのものを見直す動きは、今後さらに広がっていきそうだ。
4月に日本初上陸!なめらかテクスチャのソルベ「Righteous Dairy Free Sorbetto」

カナダ発の国民的プレミアムジェラート・Righteous Dairy Free Sorbetto が、2026年4月上旬に日本へ初上陸する。水と果物をベースに作られたソルベでありながら、独自の製法によってジェラートのようになめらかな口当たりを実現している本製品。
グルテンフリーで、乳製品や卵を使用していないにもかかわらず、クリーミーで軽やかな食感と、爽やかな後味が特長。ビビットなカラーリングもフォトジェニック。今年のトレンドとしてをリードする可能性を秘めていそうだ。
文:土田洋祐
写真:土田洋祐、FOODEX JAPAN2025 PR 事務局