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1,000名超の新卒が集結!OSTechグループ内定式で発表されたユニークなプロジェクトとは?

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OSTechグループ内定式の様子

10月は各地の企業で2025年度新卒の内定式が行われるなか、2024年10月5日、エンジニア在籍数業界トップクラスを誇る技術人材サービスのアウトソーシングテクノロジー(以下、OSTech)の「2024年度 OSTech グループ内定式」が、グランドニッコー東京ベイ舞浜にて開催されました。

OSTechでは毎年、約2,000名の新卒社員を採用しており、東京会場ではグループ会社を含めた内定者約1,000名が集結しました。

内定者約1,000名に向けたメッセージ

内定式では、OSTechグループの各社の代表者が祝辞を述べました。

OSTechグループ機電事業本部・ITエンジニアリング事業本部本部長の松本信一さん

機電事業本部・ITエンジニアリング事業本部本部長の松本信一さんは、「機械や半導体といったハードウェア領域のほか、情報通信などのソフトウェア領域、建設・医薬・教育など色々な分野で活躍するエンジニアが所属している」とグループの領域の広さを説明したうえで、グループ全体を意識してほしいと話しました。

また、インテグレーション事業本部本部長の齋藤拓哉さんからは、「残りの学生生活は知識や体力を養い、4月からの社会人生活に備えてほしい」と内定者に応援のメッセージがありました。

他のOSTechのグループ企業担当者からも、「フレッシュな新卒社員の入社を期待している」とコメントが寄せられていました。

OSTechグループ2025年度新卒の内定者が一堂に集う懇親会

その後は、2025年度新卒の内定者が一堂に集う懇親会がスタート。

各テーブル数名ずつに分かれ、“同期”の仲間同士が交流する場となりました。

ビュッフェの食事を味わいながら、内定者同士で自己紹介し合ったり、各事業部の先輩エンジニアや営業社員と交流したりと、懇親会を楽しむ様子が見られました。

OSTechグループ内定者懇親会「サイコロトーク」

そして、最初のコンテンツとして、サイコロの出目によってお題が異なる「サイコロトーク」が実施されました。

最初は初対面同士、なかなか緊張がほぐれない状況のなか、“何が出るかわからない面白さ”があるサイコロトークを機に、親睦を深めるきっかけづくりになったようです。

自由歓談の時間も、和気あいあいで和やかな雰囲気が伝わってきました。

期待に胸を膨らませる内定者の意気込み

OSTechグループ内定者の遠藤さん(機電事業本部 配属予定)

「こんなにもたくさんの同期が集まっていることに、スケールの大きさを感じた」

そう感想を語るのは、内定者の遠藤さん(機電事業本部 配属予定)。

OSTechに入社を決めたのは、色々な分野の仕事に携われるチャンスがあるからだといいます。

「メーカーへ入社すれば業界知識は身につきますが、自分の場合は幅広くいろんな業界・業種に関わりたいと考えていました。そういう意味では、OSTechにはさまざまな案件にチャレンジできる環境が用意されていて、自分のスキルを高めていく上で最適だと思い、入社を決めました」(遠藤さん)

OSTechグループ内定者の衣留川さん(インテグレーション事業本部 配属予定)

一方、内定者の衣留川さん(インテグレーション事業本部 配属予定)は「ただの“駒”ではなく、人として向き合ってくれたのが入社の決め手になった」と話します。

IT業界に関わることで、より多くの人に社会的価値を届けていく担い手になりたいという高い志を持つ衣留川さん。

採用面接では「OSTechに入社してもしなくても、自分の人生にとって最良の選択と言える企業へ就職した方がいい」と助言をもらったそうです。

「IT業界へ進みたいという思いは強かったのですが、必ずしもエンジニアになりたいわけではありませんでした。そのような心の迷いや内面にも、OSTechの面接官はしっかりと向き合ってくれて、寄り添ってくれたのは非常に感謝しています」(衣留川さん)

来年4月からはITコンサル職として働く予定の衣留川さんですが、「目標は新人賞を“総なめ”にできるくらいの活躍をしたい」と意気込んでいます。今からでも、やる気がひしひしと伝わってくる新人ならではの勢いが感じられました。

生成AIを活用したCM制作を行う参加型プロジェクトの発表も

懇親会の後半では、2020年からOSTechが実施する「新卒内定者による参加型プロジェクト」について発表されました。

OSTechグループ「新卒内定者による参加型プロジェクト」の発表

今年は昨年に引き続いて「全国の新入社員を応援するCMを作ろう!」プロジェクト 第二弾を行うそうです。

内定者から自身の写真やメッセージを募集、生成AIを使用し、クリエイターやイラストレーターと協働して、内定者が出演するアニメーションという形のCMを制作予定とのこと。

2025年4月1日は、多くの企業で新入社員の入社日となっています。本プロジェクトを通じて、全国の仲間のために「声」や「映像」を紡ぎ、エールを伝える取り組みになれば、社会的にも意義のあるものになるのではないでしょうか。

大規模な内定式にかける新卒採用責任者の思い

OSTechグループ新卒採用責任者を務める雇用戦略本部本部長の佐藤康平さん

新卒採用責任者を務める雇用戦略本部本部長の佐藤康平さんは、「社会的にエンジニア不足が叫ばれるなか、技術者の派遣・請負を通して各産業の成長を支援していくためにも『採用数の担保』が鍵になる」と話しました。

「OSTechに新卒で入社する学生は、理系と文系の割合が半々になっており、『エンジニアになりたい』と思う人もいれば、『将来性のありそうなIT業界で働きたい』という漠然とした理由で入ってくる人もいます。

それでも、弊社は充実した研修の機会を設けており、配属先でもOSTechの先輩がサポートしてくれる体制があるので、まったくの未経験でも一人前のエンジニアになれる環境が整っています」(佐藤さん)

1,000人規模の新卒内定者を集めた内定式を始めた経緯についても、次のように語りました。

「来年の4月に改めて全員が集まる入社式を迎えたあと、新入社員の皆さんは研修を経て各プロジェクト先で業務を行うことになります。だからこそ、これだけ多くの同期たちが一斉に集まる機会を、会社として大切にしたいと考えています。イベントに参加することによって、自分には多くの仲間や味方がいることを感じてほしいですね。

『この会社を選んで本当によかった』と思ってもらえたらうれしいですし、やはり新卒で入社した会社のことはずっと覚えているんですよ。そういう意味でも、OSTechでいろんなことに挑戦したいと感じてもらえる機会を提供できたらと考えています」

1986年生まれ。立教大卒。ビジネス、旅行、イベント、カルチャーなど興味関心の湧く分野を中心に執筆活動を行う。社会のA面B面、メジャーからアンダーまで足を運び、現場で知ることを大切にしている

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