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クリスマスの朝に社長から『解雇』のメールが…Web編集長が遭遇した背筋がゾッとするトラブルとは|職場ミステリー

コラム

退職後に知った背筋がゾッとする事実

「私が退職した後に、沙也華さんが編集長になったそうです。ところがサイト更新の遅延が続き、クライアントも離れていったので、とうとうサイトが閉鎖されたそうです。経理女性が驚いたのは、沙也華さんから回された経費の内訳でした」

ブランド 洋服

 社長の認印が押されていた領収書は、洋服代でした。経理女性が社長に確認したところ、「クライアント訪問のためのスーツ代を認めた」という返事でしたが、領収書の記載は華美なドレスが有名なブランドの店だったそうです。「沙也華さんは社長の愛人よ。会社のお金を私物化しているよ」と経理女子。

「そこで初めて、沙也華さんの行動理由がわかりました。デザイナーたちが私に『この会社でうまく仕事をしたいなら沙也華さんを怒らせるな』と言った意味もわかりました。私だけが知らなかったんです」

まるでパズルがパチパチパチと解けたように答えがわかったと麻耶さん。社長の愛人と一緒に仕事をしていたと思うと、背筋がゾッとしたそうです。社内に存在する愛人のことをリアルに知った出来事でした。

<TEXT/夏目かをる イラスト/カツオ(@TAMATAMA_GOLDEN)>

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コラムニスト、作家。2万人のワーキングウーマン取材をもとに恋愛&婚活&結婚をテーマに執筆。難病克服後に医療ライターとしても活動。『週刊朝日』『日刊ゲンダイ』「DANRO」「現代ビジネス」などで執筆。
Twitter:@7moonr

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