隣に引っ越してきた女性との夢のようなLINE会話。でもその末路があまりにも酷すぎた
つい最近、隣に引っ越してきたという美人の女性。ひょんなことからLINEの交換をし、日常的にメッセージのやり取りをする仲に。まるで恋愛ドラマのような展開にウキウキしていたところに、衝撃の事実が発覚します。そんな不運な男性のエピソードを今回は紹介します。
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ある日、美女が訪問してきた
IT企業のサーバーエンジニアとして働く理人(リヒト)さん(仮名・24歳)。夜勤を終えて自宅のマンションで寝ていた時のことです。そろそろ起きようかなと思っていた午後、部屋のチャイムが鳴って目が覚めます。
寝ぼけ眼でベッドから起き上がって寝巻き代わりにしているよれよれTシャツの短パンのまま玄関に出ると、そこには同年代の女性が立っていました。
「てっきり、セールスか何かだとばかり思っていたので驚きました」
その女性の名前はマリさん(仮名・20代)。つい先週、隣に引っ越してきた新しい住人です。そういえば、先週辺りに隣が騒がしい日があったことを理人さんは思い出しました。
「その女性がすごく美人だったんです。年齢もちょうど自分と同じくらいだったと思います」
眠気は吹っ飛んだものの、突然のことでぎこちなく挨拶をしてしまった理人さん。
「こんな女性が挨拶に来るなら、もっとちゃんとしておけばよかったと思いました。寝起きで髪はボサボサで見た目は最悪でしたからね」
LINEを交換して仲良くなった
マリさんは「これ、田舎から送られてきた蜜柑なんです」と百貨店の紙袋いっぱいに入った蜜柑をおすそ分けしてくれました。
帰りがけに、この辺の人が利用している良さそうなネット業者はないかと尋ねてきたそうです。理人さんはサーバーエンジニアという職業柄、インターネットに関する知識は豊富に持っています。ただ、いくつか調べたいこともあり、かつ説明が難しいため、LINEの交換を申し出ました。
マリさんは何の躊躇もなく、LINEを交換してくれたそうです。そうしてこの時はそのまま帰っていきました。
後日、この辺りで一番速く、そして安いインターネット業者をマリさんに教えます。それに加え、ゴミ出しのルールや、大家さんの人柄など、他愛もないメッセージも送りました。
そうしてやり取りをしていくうちに会話の量も増えていきました。貰った蜜柑のお礼など、思ったよりもLINEは長続きをして、何日にもわたってLINEのラリーが続き、仲が深まっていったそうです。
「たとえば、『おはようございます』とか『おやすみなさい』みたいな、まるで恋人同士でするLINEのようになってきました」
突然、降って湧いたような幸運だと理人さんは思ったようでした。