東大卒“おとこのこ”が語る『ザ・ノンフィクション』出演の反響と違和感
放送内容に概ね不満はないが…
一方で、みずきさんは自身のYouTubeチャンネルにて、『ザ・ノンフィクション』出演について補足する動画を投稿していた。どうやら伝わり切らなかった部分があるとのこと。「放送内容に概ね不満はないです」としつつ、下記のような思いがあったそうだ。
「文字数の都合もあるとは思いますが、番組の概要欄に『突然、変貌した姿を見た周囲の人たちは、次第にみずきさんから離れていく』と記されていました。ただ、それは私自身に要因があるわけなので、可愛い服を着ることはネガティブなことではありません。むしろ、こうしたファッションをしていることで、友達になってくれた人もいますので。
加えて、番組に登場した友人のみくさんと一緒にライブに出演した部分もカットされていました。ただ、もっと重要なシーンがあると判断してのことだと思いますので、妥当だったとは思っています」
女装と括らないでほしい
「さらに、私の出産に際して両親の同僚が書いてくれた寄せ書きを見て涙を流す場面もありましたが、書いた人全員に連絡して確認を取ることが難しかったため、そのシーンもカットになりました。仕方がありませんが残念でした」
視聴者の中には、みずきさんを“女装”と称する人が少なくなかった。これに対しては「とても残念でした」と口にする。
「私はあくまで『可愛いと思った服を着ること』が好きなだけであり、女装という言葉を使ってカテゴライズしたり、一種のエンターテイメントのように扱ったりといった風潮には違和感を覚えています。一言で“セクシャルマイノリティ”と括られることも嫌です。私は私なので」